いらないものを判断するコツは?基準や片付けの心構えを紹介

ものが多くて部屋が片付かない。そんなときは「いらないもの」を整理するはずです。しかし、何が「いらないもの」なのか判断できずに、いつまでも片付けが進まないこともあるでしょう。今回はいらないものを判断するための基準や心構えをご紹介します。

また、いらないと判断したものをどのように処分すれば無駄にならないのか、という点についても触れていますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

いらないものを整理したい!判断基準はどこ?

部屋を整理整頓するとき、必要なのは「いる・いらない」を判断する力ですが、何を基準にするべきか迷ってしまうものですよね。しかし、以下で紹介する基準を意識するだけでもある程度は片付けが進むはずです。

絶対にいらないもの

意外かもしれませんが、部屋の中には絶対にいらないものが少なからず放置されています。空き瓶やペットボトル、お菓子の入れ物にダイレクトメールなど。

これらを溜め込んだ状態になると、本当に整理すべき「いらないもの」を判断しにくくなってしまいます。一目でいらないと判断できるものはこまめに処分し、片付いた状態をキープしてから、本格的に整理整頓を行いましょう。

壊れて使えそうにないもの

壊れたものも処分が面倒で放置してしまいがちです。しかし、壊れているものはもちろん使用できず、ただスペースを取っているだけだと言えます。

壊れた家電、破れた衣服など本来の役目を果たせないものは処分しましょう。思い入れがあるものは修理やリメイクといった手段もあるので、活かす方法がないか考えてみてください。

しばらく使っていないもの

収納の中で眠っているだけで、しばらく使っていないものも「いらない」と判断できます。そんな「しばらく」の基準は一年が目安。一年を通して使わないのであれば、どんな時期でも使わないと考えられます。

この基準で次々と判断すれば、いらないものは明確となってスムーズに整理整頓が進むでしょう。

用途が重なっているもの

用途が重なっているものも「いらない」と判断できるはずです。例えば「ハサミが2本ある」「必要以上にハンガーがある」など、役目が同じなのに必要以上の数を保持しているケース。

洋服も似たようなデザインのものが思ったより多いこともあるので、ぜひ見直してみてください。文房具のような細かいものであっても、これを注意するだけで想像以上のスペースを確保できます。

趣味に合っていないもの

趣味に合っていないものも「いらない」と判断できるでしょう。

勢いで買ってしまった雑貨やインテリア、プレゼントでもらったものなどは冷静に考えたら「そこまで趣味じゃないかも」と感じるかもしれません。そういったものは、雰囲気を乱して部屋をごちゃごちゃした印象にする原因かもしれないので、片付けてしまった方がスッキリするはずです。

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いらないものを判断するときの心構え

いらないものを判断するとき、余計な感情に惑わされ、なかなか片付けられないこともあります。いらないものを片付けるとき、必要な心構えを確認しておきましょう。

「いつか使うかも」に惑わされない

いらないものを判断するとき、もっとも邪魔なものが「いつか使うかも」という気持ち。しかし、ほとんどの場合はその「いつか」がやってくることはありません。

文房具や調理器具はこのパターンが多く見られますが、やはり使わずに無駄にスペースを占めていることもあるでしょう。また、処分して後悔したとしても多くのものは簡単に調達できるものです。強いこだわりを持たずに「いる・いらない」を判断してみてください。

デジタル化を検討してみる

手紙やアルバムなど想い出に関わるものは、スペースを占めていたとしても「いらない」と判断するのは難しいことです。しかし、そういったものはデジタル化という手段もあります。

特に手紙や写真はデジタルしやすく、見返すときもほとんど不便はないでしょう。「いる・いらない」の判断に迫られたとき、デジタル化が可能かどうか検討してみてください。

無理に完璧を目指さない

片付けだけでも労力を費やしますが「いる・いらない」の判断も精神的に疲れてしまいます。そのため、完璧に整理整頓をこなそうと考える人は、心身ともに疲れてしまい、それ以降は片付けが嫌いになってしまうことも。

そんなことを避けるためにも、片付けはほどほどで完璧を目指し過ぎないように注意しましょう。「ある程度綺麗になったからいいか」「これくらいでも十分やったな」といった気持ちで切り上げて、何回かに分けて理想の整理整頓を目指してください。

いらないものを判断できないなら保留期間を

「いる・いらない」を判断するときは、段ボールを用意すると仕分けやすくなります。

段ボールは「いる」「いらない」「保留」の3種類にしてください。片付けは時間がかかるものなので「いる・いらない」で迷っている間に日が暮れてしまうことも。

そのため、迷う時間がもったいないので判断に困ったらひとまず「保留」の段ボールに入れてみましょう。ただ、いつまでも保留に入れておくわけにもいかないので、期間を決めておき、それが過ぎたら改めて判断してみてください。

特に想い出があるものは判断が難しいため、この保留用の段ボールが非常に役立ちます。また、一定の期間を置いても「いらない」と判断し切れない場合は、それが大事なものだと再認識できるかもしれないので、無理をしなくても大丈夫です。

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いらないものと判断した不用品はどうする?

いらないと判断したものは、どのように処分すべきでしょうか。まだ使えるものだとしたら、ごみとして処分してしまうのは「もったいない」と感じてしまいますよね。

そんなときはキフコレをご利用ください。キフコレは不用品の寄付を募るサービスで、いらないものをリユース・リサイクルによって活用します。

利用方法も簡単で、不用品を段ボールに詰めたら、宅配業者各社の営業所やコンビニからキフコレ事務局宛てに送るだけ。送料のみ負担となり、その他に利用料金が発生することはありません。

また、キフコレは利用されるたびに4つの社会貢献につながります。4つの社会貢献とは以下の通りです。

  • 不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援
  • 送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付
  • 途上国の雇用創出・自立支援
  • 国内障がい者の雇用促進・就労支援

不用品を寄付することで、部屋が片付く上に誰かの役に立つとしたら一石二鳥ではないでしょうか。

興味がある方はこちらから寄付対象の確認をお願いします。

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