SDGsの取り組みで企業イメージを向上!すぐできる活動は?

2015年に国連サミットで採択され、2030年までに達成すべき世界的課題として設定されたSDGs。昨今では、SDGsへ取り組む姿勢が「企業のあり方」を表す指標として重要視されるようになりました。このことは、企業にとって変化が求められる一方で、大きなチャンスでもあるのです。今回は、SDGsの取り組みが企業に与えるメリットや、すぐにできる活動について簡単にご紹介します。

企業がSDGsを取り入れる理由は「イメージアップ」

企業にとってSDGsに取り組む一番のメリットは、イメージアップにつながることです。実際に、帝国データバンクが行った「SDGsの取り組み効果」における調査結果(2024)でも、約7割の企業が何らかの効果を実感しており、そのなかでも約4割の企業が「企業イメージが向上した」と答えトップとなりました。

参考記事:帝国データバンク公表「SDGsに積極的な企業、『過去最高』の54.5%に、人材確保の狙いも~『多様性』『働き方改革』などで企業イメージ向上~」 | 中小企業の未来をサポート MSコンパス | 三井住友海上

世界中でSDGsへの注目度が加速するなか、SDGsに積極的に取り組むことが「社会に貢献している企業」と評価され、企業のブランド価値を高めるのです。その結果、商品(サービス)の売り上げアップ・投資家や取引先の確保・メディア露出など企業経営の面でさまざまなメリットが生まれます。

イメージアップの他にも!SDGsを取り入れるメリット

企業がSDGsに取り組むことには、イメージアップの他にもさまざまなメリットがあります。代表的なメリットを3つご紹介します。

従業員のモチベーションもアップ

SDGsに取り組むことで企業のブランドイメージがよくなると、そこで働く従業員に愛社精神が生まれます。また、SDGsを社内で実践することで、性別・出身地への差別を防ぎ、雇用条件・労働環境が改善されます。その結果、従業員のモチベーションがアップして離職率の低下・生産性の向上・良好なチームワークの確立・優秀な人材確保などのメリットにつながります。

事業拡大のチャンス

SDGsの考え方を新事業や新商品に取り入れることで、大きなビジネスチャンスをつかめる可能性があります。そもそもSDGsの目標である飢餓・貧困・環境問題の解決は、世界的な課題です。つまり、そこには世界規模のニーズがあり、成功すれば莫大な売り上げ(利益)を得るチャンスとなるのです。また、SDGsに沿ったビジネスモデルを構築するなかで、新たな商品(サービス)アイデアや企業(団体)との出会いが生まれる可能性もあります。

コスト削減につながる可能性

省資源や省エネ・節電・節水を行い、環境負荷を減らすこともSDGsへの取り組みの1つです。そしてこれらは、企業の経費削減にもつながります。地道な活動ですが、昨今の光熱費の上昇・物価高や使用量を考えると、全社を挙げて取り組めば年間で数十~数百万円のコスト削減も可能と言われています。

すぐ始められるSDGsに関連した活動は?

SDGsに取り組む重要性はわかっていても、以下の理由などからなかなか取り組みが進まない企業様も多いはずです。

  • 何をしてよいかわからない
  • 時間や人材が不足している
  • コストが心配

そこで、どのような方でもすぐに始められる活動を具体的に3つご紹介します。

節電やペーパーレス化

1つ目の活動は、節電やペーパーレス化です。これらの活動は会社のコスト削減や業務の効率化にもつながるためおすすめです。

節電では、高い電力消費を必要とする空調・照明に着目するのが効果的。

  • 設定温度や時間のルール決め
  • 最新器具(省エネ機やLED証明など)への交換
  • こまめな清掃

これらを実施し、電力消費が減ったら契約プランの見直しも検討してみましょう。

ペーパーレス化では、契約書・請求書・プレゼン資料などのデジタル化を進めましょう。紙の消費量を減らすことは、環境保全だけでなく社内の業務効率化・生産性向上などにもメリットがあります。

マイバックやマイボトルを推奨

2つ目は、マイバックやマイボトルの持参を推奨することです。プラスチックは使い捨ての消耗品として利用されることが多く、大気汚染・海洋汚染・生態系の破壊などの環境問題に大きな影響を与えています。毎年、世界では約800万トンのプラスチックごみが海へ流出し、「海洋プラスチック問題」として昨今特に注目されています。

マイバック・マイボトルの持参は、製品サイクルを長くしてプラスチックごみを減らせることからSDGsの目標12「つくる責任つかう責任」・目標14「海の豊かさを守ろう」への貢献につながります。

使わない備品や滞留在庫のリユース

3つ目は、使わない備品や滞留在庫(仕入れ後に販売・出荷されず一定期間倉庫に保管されている在庫)をリユースすることです。ムダな備品をなくすことで作業スペースが増え、仕事を進めやすい環境が生まれます。また、滞留在庫をなくすことで保管コストの削減や減税対策ができます。

備品や在庫を処分するにも、廃棄料がかかります。それならば、SDGs活動の1つとしてリユースするのがおすすめです。

SDGsに関連した活動でイメージアップを目指すなら

昨今では、SDGsへの取り組み姿勢が会社のあり方やイメージを決める重要なファクターであることがわかりました。そして費用や時間を掛けずにどのような方でも手軽に始められるSDGs活動が、節電・リユースなどの環境問題に関する活動です。

そこで、イメージアップを目指す企業様のために、おすすめのサービスをご紹介します。それが「キフコレ」です。キフコレは不用品回収サービスで、送る荷物の配送料を負担するだけで手軽にSDGs活動が行えます。

不用品の送り方はカンタン

キフコレの利用方法はとても簡単で、不用品を段ボールに詰めて、宅配業者各社の営業所やコンビニなどからキフコレ事務局宛てに送るだけ。送料のみの負担でそのほかに費用は一切かかりません。

※寄付できるものについてはこちらからご確認ください。

また、キフコレを利用することは次の4つの社会貢献にもつながります。

不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援、送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付、途上国の雇用創出・自立支援、国内障がい者の雇用促進、就労支援

つまり、キフコレを利用することで途上国における貧困・水不足などの社会課題や、気候変動・海洋森林保全などの環境問題など、多くのSDGsに貢献できるのです。

「キフコレ」では、オフィスの不用品や対流在庫の処分に関する継続依頼もお受けしております。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

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