捨てられない気持ちとお別れ!決断力をUPさせる6つのコツ
片付けをしていても、結局捨てられないものばかりで困っていませんか。捨てられないものが多くなってしまうのは、決断力の低さが原因かもしれません。決断力を上げれば瞬時に必要なものと不用品の区別がつき、ものを一気に片付けられます。
では決断力はどのようにして上げればよいのでしょうか。捨てるときの決断力を上げるための6つのコツを見ていきましょう。
なぜ捨てられない?原因は決断力か
冒頭でもお伝えしたとおり、ものを捨てられない原因の1つは決断力の低さにあります。まずは決断力のない人とある人の特徴を比べ、あなたがどちらに当てはまるかチェックしてみましょう。
決断力がない人の特徴は次のとおりです。
- あれもこれもと欲張る
- 失敗を過度に恐れる
- 行動に移すのが遅い
- 計画性がなくその場しのぎ
- 人の意見に流されやすい
- 他人任せになりがち
- 自分に自信がない
一方で決断力がある人は次のとおりです。
- 1つに絞り、他の選択肢は捨てられる
- 自分なりの決断の基準がある
- 目標や優先事項を決めている
- 先延ばしにしない
- 臨機応変な対応ができる
- 失敗を恐れずチャレンジできる
決断力のある人の方が自分なりの基準を明確にしていて、その場に応じてすばやく行動できることがわかります。
つまり、決断力が低い人は自分なりの基準が明確ではないため、その場で捨てる決断をすばやく行うことが難しくなります。それが原因で、なかなか捨てられなくなっているのかもしれません。
捨てる決断ができるようになれば、決断することに少しずつ慣れていきます。日常の小さな決断に慣れると自信がつき、仕事や将来の決断もしやすくなるメリットもあります。
捨てられないとき決断するコツとは?
片付けをしているとき、「捨てる?捨てない?」という基準で判断していることが捨てられない原因かもしれません。決断をするためには、判断基準を明確にしておくことが大切です。次の5つの基準をリストにしておけば、片付けるときに捨てる決断をしやすくなります。
明らかに使っていないものは捨てる
「いつかは使うだろう」。ものをなかなか捨てられない人は、このような気持ちを持つ方が多く見られます。しかし、明らかに使っていないのに捨てられないでいるものは、捨てる決断をしましょう。
捨てる決断をする目安は「1年以上使っていないか」です。1年のうち1度も使わなかったものは、今後も使用する可能性は低いため捨てるか迷ったときの基準にしてください。
壊れているものは捨てる
壊れたボールペンや家電、破れた服や部品のとれたアクセサリーなどは迷わず捨てましょう。今すぐ修理しようという気が起きないものは、実は使いたいものや、身に付けたいものではない可能性が高いためです。
使い道がわからないものは捨てる
景品でもらったキーホルダーやお土産でもらったお菓子の缶、とくに使っていない箱など、使い道がわからないものも捨てる対象になります。とくに箱や缶などは、とっておくと収納に便利だからという理由で捨てられない人もいますが、すぐに使い道が思い当たらない場合は捨てる決断をしましょう。
2つ以上あるものは捨てる
あちらこちらから、ホッチキス・ハサミ・のりなどの文房具や、耳かき・爪切り・ヘアスタイリング剤などが出てきたことはないでしょうか。これらは2つ以上あると便利なようですが、同時に2つ以上使うケースは少ないので持っていてもあまり意味がありません。
もったいないと感じるかもしれませんが、捨てた経験によって「同じものを買わないよう気を付けよう」という習慣が身に付きます。結果的にものが増えないサイクルができるので、部屋が散らかりにくくなるメリットがあります。
期限切れしたものは捨てる
災害用に備蓄した食品の消費期限が切れてしまっていませんか? 賞味期限は食品の味や品質を保証する期間であるのに対して、消費期限は安全に食べられる期間を表しています。消費期限切れの食品は安全に食べられる保証がないため、すぐに捨てましょう。
食品だけでなく、割引券やポイントカードなども有効期限が切れているものは、こまめにお財布から取り出し捨てる癖をつけてください。
サイズアウトしたものは捨てる
いつの間にかサイズアウトしてしまった服は、「痩せれば着られるかもしれない」と思い込んでしまいがちです。ダイエット中の人はサイズアウトした服をあえて残しておくことで、モチベーションアップにつながるかもしれません。
しかし、ダイエットの予定が明確ではない場合は捨ててしまいましょう。なぜなら、残しておいても着られるようになる頃には流行していなかったり、着られる日が訪れるかわからなかったりするためです。
痩せた時には、その時の自分の好みに合った服を購入するはずですので、今着られない服は捨てる決断をしましょう。
捨てる決断を邪魔する考えとは
捨てられない人が捨てる基準を明確にしても、主に3つの考え方が邪魔をして捨てられなくなることもあります。考えに囚われずに捨てられるようにするには、どうしたらよいのでしょうか。対処法について見ていきましょう。
そのうち使うかもは間違い
「そのうち使うかも」と思ったときは、使う時期を具体的にイメージできないのであれば残すのは間違いかもしれません。今使いたいと思わないものは、今後も使いたいと思える可能性は低いからです。
今後使う可能性の低いもののために部屋のスペースを割くのではなく、「これからやってくるお気に入りのもののためにスペースを作ろう」と前向きに考えてみませんか。罪悪感が少なくなり、捨てる決断をしやすくなります。
想い出に縛られている
特に使わないものでも、想い出だから捨てられないという人もいるでしょう。しかし、チケットの半券・給与明細・年賀状などは、想い出のようで実は「なんとなく捨てられずに
放置された過去」です。
見返すこともないのに残している年賀状や給与明細は、3年分のみ残すなど期間を決めましょう。チケットの半券やパンフレットはどうしても取っておきたい場合、写真に撮ったり、ファイルに収まるだけの量を残したりすれば、収納スペースを取らずに想い出を残せます。
しかし、家族や友人からの手紙やメッセージカード、写真などは見返す機会は少ないですが、見ると元気が出る想い出です。あちらこちらに置いておくのではなく、ファイリングして収納しておきましょう。
もったいない、という気持ちが強い
一度も使っていないもの、修理すれば使えるもの、何かに使えそうなものなどを捨てようとすると、「もったいない」という気持ちが捨てる決断にブレーキをかけます。しかし、「もったいない」という言葉を発した時点で、それは「もう使わないのに捨てられないもの」なのです。「もったいない」と思った時点で捨てる決断をしましょう。
捨てるときは心苦しいと思うのですが、捨ててしまえば忘れられるものです。また、捨てるときのつらい記憶があれば、無駄な買い物をしないように気を付けるようになったり、無料だという理由だけで不要なものをもらったりすることも減るでしょう。
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