SDGsの社内浸透が進まない!原因と取り組むポイントをご紹介
事業にSDGsを取り入れる企業は増えましたが、なかなか社内に浸透せず悩んでいる担当者の方は少なくないようです。
企業がSDGsに取り組むことは、社会貢献につながるだけでなく、イメージ向上や新事業の立ち上げ、人材確保などたくさんのメリットがありますが、従業員の全員が簡単に理解を示してくれるとは限りません。
今回はSDGsが社内に浸透しない原因と取り組むためのポイントを紹介します。
SDGsが社内で浸透しない理由とは?
持続可能な社会づくりのために登場した開発目標「SDGs」ですが、その達成には企業の取り組みが不可欠です。しかし、SDGsは大切な取り組みであると一部の従業員が認識していてもうまく進まないケースが目立ちます。なぜSDGsが社内に浸透しないのか。その理由を紹介します。
社員に共感が得られていない
経営者側がSDGsに関する取り組みを発表しても、従業員の理解が足りず共感が得られないと、なかなか社内に浸透しません。それは「上層部からSDGsに取り組めと言われたものの、何のために?具体的になにをやるか?」と困惑させてしまい、1度は実施しても、継続が難しいことがほとんどだからです。
「なぜSDGsに取り組む必要があるのか」という経営者側のメッセージ不足が原因の1つかもしれません。SDGsに取り組む意義をしっかりと分かりやすく従業員に伝えましょう。
担当者の知識が不足
社内でSDGsを推進する担当者の知識が不足している場合も、上手く浸透しないケースの1つです。担当者がSDGsの意味や企業が取り組む意義を理解していなければ、方向性も見当違いなものとなり、誰からも共感を得られなくなってしまいます。
企業で決めた目標を推進するには、SDGsを社内で実施する理由や必要性を担当者がしっかりと理解し、軸をもって浸透させるよう心掛けましょう。
社内に広まる環境や制度がない
社内で実施をしようと試みても、外出や在宅勤務、勤務時間がバラバラなど、社員が集まる環境・制度がなければ、なかなか浸透しません。オンライン講習や社内SNSの導入など、時間と場所に囚われず、情報が浸透しやすい環境・制度が整うよう心がけましょう。
また、社内のSDGsの達成度を評価する仕組みがあれば、従業員が積極的に取り組むことが期待できます。
SDGsを社内に浸透させる3つの方法
ここからは、SDGsを社内に浸透させるための3つの方法を紹介します。
企業理念とSDGsの関係を明確に
会社の企業理念に沿ってSDGsの目標を定めることも効果的です。会社の企業理念を従業員が理解した上で、取り組むSDGsが何か説明すれば、その意義と理由が分かりやすいものとなります。
また、なぜ実施するかという背景や取り組んだ結果、企業や従業員にどういったメリットがあるか、という点も明確にしていくことが大切です。例えば、ペーパーレス化を掲げる場合は経費削減だけでなく、紙資源を無駄にしない取り組みにつながる、といった具体的な内容・意義まで説明すると従業員の理解が深まるでしょう。
SDGsイベントを企画する
社内全体でSDGsに関連したイベントを企画してみましょう。社内でSDGsに関する企業の取り組みを調べて発表する場を設けたり、調べた内容を達成できるか期間限定でチャレンジしたり、従業員が実際にSDGsに関する取り組みに触れる機会を増やすことが大事です。
自社でゼロから企画から実施まで行うのが難しければ、外部が行うワークショップや研修サービスを利用してみる手もあります。まずは従業員がSDGsを学ぶ機会や、触れる機会を作りましょう。
朝礼にSDGsを取り入れる
従業員が集まりやすい朝礼でSDGsを取り入れてみましょう。例えば、朝礼の時間で、SDGsに関する事例や取り組みを紹介する、実際にチャレンジしたSDGsに関する行動を紹介するなど。毎日行う朝礼でSDGsの話題を取り入れるとしたら、従業員も自ずとSDGsについて理解を深めるはずです。
社内にSDGsを浸透させるメリットは
社内でSDGsを浸透させていけば、企業のイメージアップだけでなく、従業員の満足度も高まり人材の定着率が向上するといった効果が見込めます。
ゼロから実施内容を企画して取り組むことは時間も手間もかかることです。しかし、既にあるサービスを利用するだけで簡単にSDGsを実施する方法があります。
それがキフコレの利用です。キフコレは社内の不用品を回収し、不用品をリユース・リサイクルした後、以下の4つの社会貢献につながるサービスを展開しています。
- 不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援
- 送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付
- 途上国の雇用創出・自立支援
- 国内障がい者の雇用促進・就労支援
SDGs浸透のために社内イベントとして従業員が不用品を持ちよって寄付する。もしくは在庫整理の手段としてもキフコレは役立ちます。
手軽にSDGsに取り組めるキフコレを使って、社内のSDGsを習慣化してはいかがでしょうか。まずは、こちらからキフコレに寄付できる品物だけでも確認してみてください。