まだまだ楽しめる!スーパーファミコン名作10選をご紹介

最近のゲームは、昔では考えられないほどハイクオリティなものばかりです。しかし、古き良き時代のシンプルなゲームもやってみたい、というファンも数多く存在しています。そんなときはスーパーファミコンの名作をプレイしてみるといいかもしれません。

ゲームが多くの人に愛されるようになった要因の1つとも言えるスーパーファミコンの名作たちを紹介します。

スーパーファミコンの名作ソフト10選

スーパーファミコンは、1990年の11月に登場し、2003年の9月に生産終了となっています。その長い歴史の中、数々の名作ソフトが生まれ、人々を熱狂させてきました。そのため、名作を挙げ出したら膨大な数となってしまいますが、中でも有名なものや隠れた名作をご紹介いたします。

スーパーマリオワールド

スーパーマリオワールドは、スーパーファミコンの発売と同時に発売されたタイトルの1つ。ファミコン版でも大人気だったマリオが、パワーアップしてスーパーファミコンに登場した今作は、グラフィックだけでなく、マントマリオやヨッシーといった新たなアクション要素が追加され、さらに楽しめるものに。

そのため、スーパーファミコン用ソフト販売本数で累計約2,061万本を記録し、全世界歴代1位の超ヒット作となりました。スーパーマリオワールドの人気があったからこそ、現在もマリオが登場する新作ゲームが作り続けられているのかもしれません。

スーパーマリオカート

現在も新作が発表され続けている、マリオカートシリーズの第1作目、スーパーマリオカートも間違いなくスーパーファミコンの名作の1つです。個性あるキャラクターたちが数多く登場し、シンプルな操作で楽しめる名作レースゲーム。

年齢問わず楽しめるゲーム性や、友達と一緒にプレイが可能であること、VSモードやタイムアタックなど遊び方が1つでなかったことも、支持を得た理由だと言えるでしょう。そして、このスーパーマリオカートこそ日本国内におけるスーパーファミコン用ソフトの最高売り上げを記録した作品です

ドラゴンクエストV 天空の花嫁

日本のRPGゲームと言えば、ドラゴンクエストとファイナルファンタジーのどちらかが代表として挙げられるのではないでしょうか。その中でも、ドラゴンクエストVは発売から30年経っても事あるごとに、話題になる作品です。

波乱万丈といえる主人公の人生を体験できることや倒したモンスターを仲間にして一緒に冒険できる、といった当時では新鮮な内容だったことなど、人気の理由はいくつもありますが、今でもドラゴンクエストVの”あるシステム”がたびたび話題になります。

それが、物語の中で発生する結婚イベントです。しかも、この結婚イベントは複数のヒロインから一人を選ぶというもので、この選択が後のストーリーに影響を及ぼします。発売から30年以上たった今でも「ビアンカ派」か「フローラ派」と話題になるということは、それだけ当時のプレイヤーたちに衝撃を与えたのでしょう。そういう意味も含めて、間違いなく名作の1つとして挙げられるべき作品です。

MOTHER2 ギーグの逆襲

名作RPGゲームの中から、ドラクエを紹介したらファイナルファンタジーから1本紹介したいところですが、スーパーファミコンの名作となったらMOTHER2を上げる人は多いはずです。

MOTHER2は、ファンタジー的な世界を旅するのではなく、アメリカの田舎らしき町から始まるという点も新鮮で、まるで少年たちの小さな冒険を描くかのようでした。また、どこかゆるっとした独特な雰囲気もあって、そこに病みつきになってしまった人も少なくないでしょう。

そうだと思えば、エンディングは涙なしでは語れないものとなっていますが、そこにたどり着くためには少しばかり特殊な方法でラスボスを倒さなければなりません。このラスボスが倒せず、涙を流した人もいるのではないでしょうか。

スーパーストリートファイターII

スーパーストリートファイターII、通称「ストII(ストツー)」も、以後のゲーム業界に大きな影響を与えた名作の1つです。アーケードゲームで爆発的な人気を誇っていたストツーが、スーパーファミコンで発売。当時は「家でストツーをやりたい」という理由でスーパーファミコンを購入する人も少なくありませんでした。

本格的な対戦格闘が楽しめることはもちろん、コマンド入力による必殺技で敵を倒したときの爽快感は、それまでのゲームにはない革命的なものだった、と言えるでしょう。ストツーにのめり込んだ人たちは、親指にマメができたという記憶は忘れられない思い出のはずです。

ロックマンX2

ファミコンで人気だったロックマンシリーズを、スーパーファミコンでも。そんな企画で登場した作品が「ロックマンX」です。本作はロックマンの特徴であるスリリングな横スクロールアクションを引き継ぐことはもちろん、よりハードかつシリアスな雰囲気が漂う世界観とスピード感が強調され、多くの人気を獲得しました。

その続編であるロックマンX2は、グラフィックや演出面に大幅な増強が行われ、前作よりも深みのあるストーリーとやりこみ要素が追加。何度もプレイして、ラスボスであるシグマが残した謎のセリフに震えたプレイヤーも多くいることでしょう。

スーパードンキーコング2

スーパーファミコンの横スクロールアクションゲームとして、ロックマンXと同じく人気だった作品がスーパードンキーコングです。その続編であるスーパードンキーコング2は、当時最新の3DCG技術を用いた美しいグラフィックスを再現。前作よりもやりこみ要素が充実し、対戦モードや協力モードなど遊び方もさまざまでした。

そのため、スーパーファミコン用ソフトとして6番目のベストセラーゲームとなり、1995年の売上本数2位を記録しています。

かまいたちの夜

サウンドノベルの金字塔と言えば、かまいたちの夜ではないでしょうか。本作は、背景の上にテキストが表示され、時折現れる選択肢を選ぶことで物語の展開が変わる、というシステム。

大雪によって外部と隔離された山荘で起こった凶悪殺人事件を解決することが目的ですが、本格的なミステリとして展開するストーリーは、簡単に真実までたどり着かせてはくれません。謎に包まれたストーリーの真相を暴くため、もしくは恐怖の演出を楽しむため、夜遅くまで没頭してまった人も少なくないはずです。

パネルでポン

スーパーファミコンでプレイできたパズルゲームと言えば「ぷよぷよ」を思い浮かべる人がほとんどかもしれませんが、隠れた名作とも言えるパズルゲームを挙げるとしたら「パネルでポン」です。

パネルでポンは、落ち物パズルの亜種といえる対戦型パズルゲーム。同じ柄のパネルを縦か横に3枚以上並べて消す、というシンプルなルールですが、それゆえに没頭してしまうゲームです。かわいらしいキャラクターも登場し、気軽に遊べるという特徴も手伝って、多くのプレイヤーを獲得したゲームでしょう。

シムシティ

決して派手とは言えなくとも、多くの人を魅了した名作シミュレーションゲームが、シムシティです。シムシティはPCゲームから移植されたもので、内容は自分が市長になって街づくりを体験できる、というもの。

目的は街の人口を増やすことですが、災害や怪獣襲来といったトラブルが発生し、思う通りに発展させてくれないところはリアリティがあるものと言えます。ある意味、人生の理不尽さや楽しさを教えてくれる名作でもあります。

スーパーファミコンの名作を処分するなら

この他にも、スーパーファミコンには多くの名作が存在しますが、古いゲーム機であるため、処分を考えている方もいるでしょう。もし、処分してしまうのであれば、キフコレに寄付してみてはいかがでしょうか。

キフコレは不用品をリユース・リサイクルすることで、廃棄物の排出抑制といった取り組みに力を入れています。また、キフコレを利用することで、売上の一部で購入した水浄化剤が途上国に寄付される、途上国の自立支援、障がい者の雇用創出、環境保全といった、4つの支援につながります。

スーパーファミコンの本体、ゲームソフトを捨ててしまうとき「もったいない」「何かに役立てないか」と思ったときは、ぜひキフコレまで寄付をよろしくお願いします。

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