夫は家事をしない心理とは?その理由と対処法を徹底追及

当然のことですが、生活する中で何かしらの家事を毎日こなしていかなければなりません。しかし、人生のパートナーであるはずの夫が何も家事をしなかったら……。イライラするのはもちろんですが、せめて理由だけでも知りたくなりますよね。

今回は夫が家事をしない理由と対策方法を解説します。

夫が家事をしない理由とは?5つの理由

夫が家事をしない理由は「仕事が忙しく時間がないと思っている」「家事は無駄な仕事だと思っている」「家事は妻の仕事という古い価値観がある」「家事のやり方が分からない」「妻からのダメ出しが怖い」といったパターンが考えられます。

夫の中でどのような考えがあるのか、それぞれの理由を詳しく見てみましょう。

仕事が忙しく時間がないと思っている

男性は生活の中心が仕事になりがちです。それが理由で「自分は忙しいから家事をする暇はない」という考えが強いことも。しかし、昨今では共働きも進んで男女ともに仕事に費やす時間が増えています。

逆に言えば、仕事と家事を両立している方も多く、時間がないことを理由に家事をおろそかにするのは、ただ「やりたくないから」と考えているように受け取られても仕方がないかもしれません。

家事は妻の仕事という古い価値観

かつては、男性が外に出て働き、女性は家事をこなすという時代がありました。しかし、先述したように共働きが進み、その価値観は変わりつつあります。

そして、環境によっては仕事よりも家事の方が厳しい労働量だということも少なくありません。こういった価値観が強い人もバランスを見ながら、平等に家事を受け持つ道をある程度は模索すべきでしょう。

家事は無駄な仕事だと思っている

似たような理由になりますが、男性の中には「家事は収入を得られないから労働ではない」と考え、無価値なものと捉えてしまい、家事をやらない方も存在します。

確かに、仕事は働けば働くほど収入に直結しますが、家事はそうではありません。しかし、家事が収入のない労働だからこそ不平等を避けるべきであり、家庭円満のためにも積極的に協力すべきでしょう。

他にも「男らしさは稼ぐこと」という意識が強い男性も存在します。家庭の守り方はお金だけではありません。そういった考えは改めるべきではないでしょうか。

家事のやり方がわからない

育ってきた環境によって、人の行動や考え方は変わりますが、それは家事に対する知識も同じことが言えます。例えば、実家暮らしが長かった男性は、家事のほとんどをお母さんに任せっきりで、やり方が分からない方もいるでしょう。

逆に家事をほとんどしない家庭に育った男性も同じことが言えます。

習慣がないため、覚えてもらうことは難しいかもしれませんが、根気強く教えていく必要があるかもしれません。

妻からのダメ出しが怖い

一人暮らしの期間もあり、家事に慣れている男性でも、苦手意識が強くなってしまうパターンがあります。それが「妻のダメ出しが怖い」から、という理由。

これは家事に限ったことではなく、善意で行った何かを鬼の形相で否定されたら、誰でも「もう二度とやりたくない」と考えてしまいますよね。夫が家事をやらない理由もこれと同じで、妻のイライラが怖くて積極的になれないのかもしれません。

もちろん、妻をそこまでイライラさせてしまった夫側の責任もありますが、不平不満を抱える時間も減らすためにも、この辺りの問題は早めに解決すべきと考えてみましょう。

家事をしない夫に協力してもらう方法は?

それでは、夫に家事を協力してもらうには、どのような方法があるのでしょうか。

まずは価値観について話し合うことが大切かもしれません。家事がどれだけ大変で、毎日どんな想いをしているのか、理解してもらう必要があります。

このとき、できるだけ怒りの感情ではなく、頼るような気持ちで伝える方が効果的と言えます。なぜなら、怒った調子で伝えると相手も言い返してやろうという気持ちが強くなってしまうからです。また、男性は頼られると期待に応えたいと考える傾向にあります。その心理を利用した伝え方を心がけましょう。

もし、協力の意思を見せたら一緒に家事をやってみてください。一気に押し付けるのではなく、少しずつやれるジャンルを増やすようなペースが好ましいと言えます。そして、夫が何か家事をこなしたら、粗を探す前に褒めてあげてください。

なぜここまで下手に出る必要があるのか、と思う方もいるかもしれません。しかし、夫の家事能力に対して「これくらいできて当然」「言われなくてもわかるはず」と考えるのは、いささか期待が大きすぎるというものです。可能な限り「この人は赤ちゃんなんだ」と思いながら、ゆっくりと家事を教えてあげてください。

一人で家事をこなして頭を抱え続けるよりは、良い未来が待っているはずです。

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夫にとって家事を協力しやすい環境を意識する

夫が家事を苦手に感じてしまう理由の中に「やり方がわからない」とありますが、それは現在の環境が関係しているかもしれません。どういう意味かと言うと、収納がいっぱいで色々と詰め込まれていると、片付けや掃除道具を見つけることも難しく、結果的に家事を円滑に進められなくなってしまうのです。

その原因は、もしかしたら部屋の中に不用品が多すぎるのかもしれません。夫婦で協力して不用品を片付け、収納スペースを確保しましょう。しかし、まだ使えるものを不用品として処分してしまったら、なんとなく「もったいない」と感じてしまいますよね。

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