部屋に物が多いとストレスが増える?原因や改善方法を解説

家に帰ると物が溢れていて、何だかイライラしてしまったことはないでしょうか。ただ物が多いだけなのに「なぜイライラするのだろう」と疑問に思うかもしれませんが、実は原因があります。今回は物が多いとストレスがたまってしまう原因をご紹介します。

また、部屋に物が多いことのデメリットや改善方法も紹介していますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

物が多いとストレスたまる!原因はある

まずは物が多いとストレスがたまってしまう原因から把握しておきましょう。

情報量が多くて脳に負担がかかる

物が散らかっている部屋は、実は脳に負担をかけ続ける状態が続いています。なぜなら、物が多いと視覚から入る情報も多くなり、脳が上手く処理できなくなってしまうからです。

さらに、物の多いために情報処理を行う前頭前野の機能が低下してしまうと、感情のコントロールも上手く行きません。そのため、物が多い部屋では「イライラする」「やる気が起きない」という状態が続いてしまうのです。

残った仕事があると感じてしまう

部屋が片付いていないと、無意識に「やるべきことをやっていない」と感じてしまいます。終わらせるべき仕事を後回しにしているような感覚になってしまうのです。これにより頭がなかなか休まらず、ストレスになってしまいます。

つい自分を責めてしまうから

物に溢れて散らかった部屋を目の当たりにしてしまうと、まるで自分がダメな人間のように思えることもあるでしょう。物を溜め込むことで心の中にある空洞を埋めようとする心理が働く場合もありますが、自己嫌悪感を抱くケースも多く、さらに落ち込んでしまうことも。

つまり、物が多いと自己肯定感が低くなってしまうため、できるだけ片付いた状態が好ましいと言えるのです。

ストレスだけじゃない!物が多い部屋のデメリット

物が多いとストレスが溜まってしまいますが、デメリットはそれだけではありません。物が多い部屋のデメリットは以下のようなものがあるので参考にしてみてください。

衛生的なデメリット

物が多いと部屋にハウスダストが溜まりやすくなり、さらにはダニやゴキブリといった害虫の発生につながります。害虫は人に嫌悪感を抱かせることから、これも大きなストレスになり得るでしょう。

そして、害虫は多くの菌を持っているため、一番安らぐ部屋が危険な場所になってしまうのです。

健康的なデメリット

害虫の発生は、アレルギーやアトピーの原因、ウイルス感染のリスクにつながってしまいます。

さらには、散らかった部屋はリラックスできる環境ではありません。自室は疲れを癒す場であるにも関わらず、散らかっていることが原因で、逆効果になってしまっては、いずれ体を壊してしまうでしょう。

経済的なデメリット

部屋が散らかっていると物が見つかりにくくなってしまいます。そうなると、なくしたものを新たに買い直すなど余計な買い物が増えてしまい、それが積み重なると、さらに物が増えてしまうでしょう。最終的には家事代行のような有料サービスに頼ることもあるはずです。

また、賃貸物件は出ていく際の原状復帰で資金が必要になることも。持ち家の場合も修理の必要が出てしまうような、大きな損害につながる恐れも考えられます。

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物が多い部屋を改善!ストレスを解消する方法

ストレスをはじめ、物が多いことでさまざまなデメリットを被らないための改善方法は1つです。

ずばり片付けること。しかし、これまで片付けを後回しにしていたのに、急に整理整頓を徹底するなんて簡単ではありません。

そんなときは、以下の片付け方法を参考にしてみてください。負担になりすぎないよう、少しずつ片付けて行きましょう。

一気に片付けようとしない

片付けが億劫になってしまう理由は「一気に片付ける」という気持ちが大きい、というパターンが少なくありません。

今まで散らかりに散らかった部屋を一気に片付けることは、とても途方のない作業です。誰でも嫌になってしまうでしょう。そのため、一気に片付けるのではなく、少しずつ片付けるという考えにシフトしてみてください。

例えば、この日は「テーブルの上だけ」「このクローゼットの中だけ」など。小規模な片付けならモチベーションも上がりやすく、逆に片付けられた成功体験が「もっと掃除したい!」というマインドに変わっていくかもしれません。

片付ける時間を決めてみる

なかなか片付ける気持ちになれないときは、掃除する時間を決めてしまいましょう。この時間になったら、どれだけ掃除すると無理のない程度に決めて、週に数回程度でそれを対応してみてください。片付けはとにかく無理しないことが大切です。

買い物に対する考えを変える

片付けることだけでなく、物が増えてしまう原因を断ち切ることも大切です。いくら片付けても、次から次へと買い物をしてしまったら、やはり部屋が物で溢れてしまいます。

まずは物を買う前に「同じものを持っていないか」「本当にそれが必要なのか」と考える癖を付けてみましょう。また、1つ買ったら何かを1つ処分する、というルールを決めてみるのも効果があります。

これらの考え方やルールによって、無駄に物が増えることを防いでみてください。

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物が多いときは不用品を減らしてみよう

物が多い部屋を片付けるとしたら、不用品の整理が必要となります。しかし、まだ使えるものを片付ける場面になったら「もったいない」という気持ちが働いて、処分に踏み切れないこともありますよね。

そんなときは、キフコレを利用してみてはいかがでしょうか。

キフコレは簡単に不用品を寄付できるサービスです。寄付の方法は不用品を段ボールに詰めて、宅配業者各社の営業所やコンビニなどから送るだけ。負担費用は送料のみ、と気軽に利用できることが特徴です。

また、キフコレは利用されるたびに以下の社会貢献につながります。

  • 不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援
  • 送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付
  • 途上国の雇用創出・自立支援
  • 国内障がい者の雇用促進・就労支援

寄付できるものは、家電製品から生活雑貨までさまざま。たくさんのものが寄付の対象となるため、もし片付けたい不用品があるなら、こちらから寄付が可能な品目を確認してみてください。

日々の片付けだけでなく、引っ越しや大掃除など、たくさんの不用品が出たときは、ぜひキフコレを試してみてくださいね。

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