「旦那が家事を手伝わない」世帯は約1割!理由とやさしい解決策

20代から50代の共働き世帯の男女500名を対象にしたある調査では、夫と妻の家事分担率は「夫1割:妻9割」が20.2%と最も多く、「夫0割:妻10割」の世帯は9.4%もいることがわかりました。実に、世の1割の世帯で妻が全家事を負担しているというのです。

ではなぜ、家事を手伝わない旦那さんが多いのでしょうか。「私だって疲れているのに!」と旦那さんへ不満を持っている方へ向けて、互いに気持ちよく家事分担ができるようになる“やさしい解決策”をお伝えします。

なぜ旦那は家事を手伝わない?3つの理由

旦那さんが家事を手伝わないのは、時代・スキル・妻の言動に原因があります。まずは、旦那さんがどのタイプに当てはまるか確認していきましょう。

疲れている・面倒だと感じている

旦那さんが朝早くから夜遅くまで働いている場合、帰宅後は何もしたくないほど疲れています。帰宅後はゆっくりと自分の時間を過ごし、明日の仕事に備えたいと思っているため、妻が「家事を手伝って」とお願いしても面倒に感じてしまいます。

当然のことながら家事は「家の事」なので、妻だけが背負う義務はありません。しかし、旦那さんは「家事は妻の仕事」とされていた時代の両親に育てられています。そんな両親を見てきたことで定着した固定概念から「なんで俺が家事を手伝わなきゃならないんだ」と思い、面倒に感じる人もいます。

やり方がわからない

そもそも、旦那さんが家事のやり方がわからない場合もあるかもしれません。

あなたが会社に新入社員として入ったとしましょう。入社して数日しか経っていない状況で、何の研修もなく急に電話対応の仕事を任されたとします。なんとなく方法がわかるにしても、手間取ってしまうかもしれませんね。

同様に、旦那さんも家事においては新人の方もいます。結婚前まで実家暮らしだった場合は、家事経験がゼロに近い人もいるかもしれません。例えば、トイレは何で拭いたらよいのか、どの順番で拭けばよいのか、トイレブラシでどの辺をこすれば良いのか、という点すらわからない人もいるのです。

その様な“家事新人”の旦那さんに家事を頼んだ場合、やり方がわからず拒否されることは往々にしてあるのです。

妻からのダメ出しが怖い

「本当にちゃんと掃除してくれた?」「洗濯物の畳み方が違う!」などのように、旦那さんへ家事のダメ出しをしていませんか?旦那さんはそのダメ出しが怖くなり、家事を手伝いたくなくなっているケースもあります。

家事のやり方は人それぞれあり、人によってこだわりポイントや目指す理想像も異なります。当然のことながら夫婦間でも異なるはずです。

にもかかわらず、自分の理想どおりに旦那さんが家事をしてくれないことに腹を立ててはいませんか? 強くダメ出しした結果、旦那さんのやる気が削がれ、「もう家事なんて手伝いたくない」という気持ちにさせているのかもしれません。

旦那に家事を手伝ってもらう方法は?

ここでは、先に説明した「旦那さんが家事を手伝わない3つの理由」に対応した、“やさしい解決策”をお伝えします。旦那さんを地道にコントロールし、良き協力者とするべく頑張りましょう!

冷静かつ切実に想いを伝える

家事・子育て・仕事と手いっぱいの状態の中、くつろいでいる旦那さんの姿を見ると、イラッときてしまうかもしれません。しかし、冷静さを失った状態で旦那さんへ家事の手伝いを頼んでも、逆効果になってしまいます。

男性は頼られると嬉しいものです。イラつく気持ちを抑え、真剣な表情でどれだけ困っているか伝えてみましょう。

例えば、「朝は仕事に行くまでに時間がなくて、どうしても洗濯ができないの。朝に洗濯物を干すのだけお願いできたら、本当に助かるんだけどお願いできないかな?」のように、あえて下からお願いしてみると良いかもしれません。

その時、無理してあなた1人で洗濯物をこなしていると、旦那さんからは「できてるじゃん」と思われかねません。洗濯物をしない状態を維持し、そのうえで旦那さんにお願いすると切実さが伝わりやすくなります。

簡単な家事から手伝ってもらう

家事のやり方がわからない状態の旦那さんへ、プロセスの多い家事を任せてしまうと戸惑ってしまうかもしれません。すぐに戦力として頼ることは諦め、家事の一部をお願いしたり、簡単な家事をお願いしたりしてみましょう。

例えば、洗濯物のタオルだけ畳んでもらう、洗い物を食洗器に入れてもらう、各部屋のごみをまとめてもらうなどのように、あまり時間がかからずコツのいらない家事の一部を任せます。

手間がかかりますが、まるで新入社員を指導するかのように旦那さんへ家事の手順を教えてあげてください。あなた流の家事スタイルで家事を進めてくれるようになるかもしれません。

ダメ出しは抑えて感謝を伝える

旦那さんの家事の仕上がりに満足がいかない場合も、ダメ出しは抑え、感謝を伝えるようにしましょう。

最初から家事を手伝う気のない旦那さんとは違い、家事を手伝う気のある旦那さんは良き協力者になってくれる可能性があります。色々と指摘したい気持ちを抑えて感謝の気持ちを伝えるようにすれば、旦那さんは妻の役に立っていると実感でき、積極的に手伝ってくれるようになるでしょう。

大切なのは、相手に完璧を求めないことです。例えば、あなたが仕事を終えて疲れている中でなんとか作った料理を、旦那さんにダメ出しされたらどうでしょうか。きっと「せっかく作ったのに悲しい」「文句があるなら自分で作ってよ!」など、悲しみや怒りなどの感情が湧きおこり、やる気がなくなるかもしれませんね。

一方で、「今日もご飯を作ってくれてありがとう」と感謝された場合は「また頑張るぞ」という気持ちになるはずです。旦那さんも同様に感じるはずですので、家事をしてくれたこと自体にまずは感謝し、もし気になる点がある場合は怒らず「次はこうしてくれると、もっと助かる」とやさしく伝えてみましょう。

片付けが社会貢献に!旦那も協力的に?

寄家事の中でも、整理整頓を苦手とする方は多いかもしれません。苦手な整理整頓に時間をかけず、すっきりした状態の家をキープするためには、不用品の処分が不可欠です。

料理や洗濯が苦手な旦那さんには不用品の処分からお願いして、掃除や整理整頓を時短しませんか。「キフコレ」のような不用品の寄付サービスを活用すれば、さまざまな種類の不用品をまとめて処分できるうえに、社会貢献にもつながります。

キフコレはご自宅で梱包し配送するだけで1点から気軽に寄付できるサービスです。配送前に事前に申し込む必要がないため、お好きなタイミングでお送り頂けます。

お送りいただいた不用品はリユース・リサイクルに役立てられることもあるため、その過程で以下の4つの社会貢献につながるメリットがあります。

  • 不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援
  • 送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付
  • 途上国の雇用創出・自立支援
  • 国内障がい者の雇用促進・就労支援

キフコレでは、家電や趣味用品・衣類・食器・ぬいぐるみなど、リサイクル・リユースが可能な幅広い不用品の寄付を受け付けています。

「こんなものでも寄付できるの?」そのような疑問が浮かんだ場合は、こちらから寄付が可能な品目をご確認いただけます。

旦那さんには段ボールに不用品をどんどん入れてもらいましょう。

段ボールがいっぱいになったらキフコレへ送るまでの過程をお願いすれば、あっという間に部屋が片付けられますよ。

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