お中元・お歳暮をやめたい!断り方やマナーをご紹介

お中元やお歳暮の時期になると、何だか暗い気持ちになる人も少なくないはず。なぜなら、お中元やお歳暮を贈るとなると、たくさんの負担を感じてしまい、やめたいと思ってしまうからです。

お中元やお歳暮を「やめたい」と思ったら、どのような方法を選ぶべきでしょうか。お中元やお歳暮をやめる方法、断る方法をご紹介します。

お中元・お歳暮は不要と考える人が増加

半年間、もしくは1年間の感謝を伝えるお中元とお歳暮。

室町時代から始まった、とも言われるこの風習ですが、昨今は「不要ではないか」と考える人も少なくないようです。その理由としては「形骸化しているから」というものもあれば「負担に感じるから」というものあります。

確かに、お中元やお歳暮の時期になると「今年は何を贈るべきだろう」と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。また、どう考えても利用する機会がない贈答品を受け取ってしまい、持て余してしまうこともありますよね。

例えば、食器セットやタオルなど。好みのものを使いたいから、贈り物としてもらっても使い道に困ってしまうでしょう。贈り物を準備することも億劫だし、贈答品も無駄に感じてしまう。

そんなお中元やお歳暮による負の連鎖はどのように断ち切るべきなのでしょうか。

お中元・お歳暮はどうやって断るべき?

相手がお中元やお歳暮を贈ってくるから、毎回用意しなければならない、という人も少なくないはずです。だとしたら、まずはお中元やお歳暮を断る方法から考えるべきでしょう。

お中元・お歳暮の断り方は主に3つの方法が挙げられます。

お礼状を送って断る

お中元やお歳暮を断るとき、もっとも一般的な方法は「お礼状」によって辞退を伝えるというものです。

ハガキや手紙を用意して、まずはお中元やお歳暮を贈ってくれたことにお礼を伝えてから「今後はお気遣いないように」と付け加えてください。

ただ、それだけでは「関係を断ちたい」という印象を与えてしまう恐れもあります。「引き続き変わらぬお付き合いをお願いします」という文言を添えることで、相手に感謝を伝えつつ、角も立ちにくいと考えられます。

電話をかけて断る

お礼状を送ると一方的に断りを入れているように感じられてしまうかもしれません。そんなときは電話で話し合うという方法を選びましょう。電話で断るときも流れは同じです。

まずは挨拶してお中元・お歳暮を贈ってくれたことに対してお礼を言います。そして、相手の近況を伺ってから、お中元・お歳暮を辞退したい旨を伝えてください。

今後も長くお付き合いしたいことも伝え忘れないよう、注意しましょう。また、電話の場合は記録が残らないため、電話のあとにメールやハガキを送れば、より安心です。

断り状と一緒に返送する

送り状と一緒に贈答品を送り返す、という方法もあります。ただ、届いたものを受け取らず、そのまま送り返すことはマナー違反です。

返送の際に「受取拒否」の朱印が押され、相手の印象を悪くなってしまうからです。まずは一度受け取ってから、開封せずに新しい包装を重ね、お礼状を添えて発送してください。

お中元・お歳暮をやめたい場合は?

お世話になっている人へお中元やお歳暮を毎年送っている場合、どこかのタイミングで「お互いにとって負担になっているのでは?」と思うこともあるでしょう。

自分から、お中元やお歳暮をやめるときは、どのような方法があるのでしょうか。

段階的にやめていく

急にぱったりと贈らない、というのも気が引ける場合は、段階的にやめていくという方法もあります。

お中元とお歳暮の両方を贈っているようでしたら、まずはお歳暮だけにしてみましょう。次にお歳暮の金額を少し下げて、最終的に贈ることもやめる。

これで、相手が気持ちを察してくれることが期待できます。

電話で話し合う

近しい関係であれば、電話で気持ちを伝えてみるのも、1つの方法です。

まずは、挨拶やお礼を済ませてから「長い付き合いだし、お中元やお歳暮はやめて気楽に付き合いましょう」といった感じで伝えてみるのはいかがでしょうか。

完全にやめてしまうのは気が引けるようでしたら、旅行や出かけた際に「お土産」として品物を贈るといいかもしれません。

お中元・お歳暮の不用な贈答品に困ったら

今まで贈られてきたお中元やお歳暮による贈答品。どのように片付けるべきか、迷ってはいないでしょうか。

そんなときは、キフコレはご利用ください。

キフコレは、ご自宅で梱包し配送するだけで不用品を1点から気軽に寄付できるサービスです。配送前に事前に申し込む必要がないため、お好きなタイミングでお送りいただけます。

キフコレに寄付された不用品はリユース・リサイクルされ、その過程で以下の4つの社会貢献につながります。

  • リユース・リサイクルによる環境保全
  • 途上国での修理依頼による雇用創生
  • 途上国へ100リットルの水をきれいにできる浄化剤の寄付
  • 国内の障がい者の雇用創生

家電製品や生活雑貨が寄付の対象となり、贈答品として贈られる食器セットやタオルも対象となります。

「こんなものでも寄付できるの?」そのような疑問が浮かんだ場合は、こちらから寄付が可能な品目をご確認いただけます。

他にも、引っ越しや大掃除の際、不用品が出てきた場合は、ぜひキフコレまでお送りください。

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