徳を積む方法とは?具体的な7つの行動とメリットを解説
「徳を積みなさい」と目上の方から、お話しいただいたことがあるかもしれません。しかし、徳を積むとは具体的にどういうことなのでしょうか。また、徳を積む具体的な方法も知りたいところですよね。
今回は徳を積むという意味や具体的な方法をご紹介します。
徳を積むとは?意味やメリット
それでは、まず「徳を積む」という言葉の意味やメリットからご紹介しましょう。
徳を積むってどういう意味?
徳とは「人の良い行い」の意味を指します。そのため、徳を積むとは「良いことを重ねる」という意味であり、善行を重ねるとも言い換えられるでしょう。これは、徳を積むことで未来や来世で良いことが返ってくる、という儒教などの東洋思想に顕著な考え方です。
因果応報という言葉もありますが、これも過去や前世の行いが自分の現在や未来の幸・不幸に関係するという考え方であり、徳を積む行為と非常に近しいものだと言えます。
徳を積むメリットとは?
「徳を積む」という言葉の意味だけを説明してしまうと、少しスピリチュアルな考えのようで、中には信じられないと感じる人もいるかもしれません。しかし、徳を積むことは実際にメリットがあります。
その1つは人望を得られる、という点です。徳を積むことで周りに人が集まりやすくなり、豊富な人間関係、強い信頼関係を構築できるかもしれません。自身が何かで困った状況に追いやられたとき、徳を積むことで親しくなれた人々が助けてくれることもあるでしょう。
また、常に善行を意識しているため、思考もポジティブなものに。思考がポジティブになれば、日々の生活に充実感が生まれ、より人生が楽しめるという好循環が生まれることも期待できます。
徳を積む必要がある人の特徴は?
徳を積むべきと言える人は、どのような特徴があるのでしょうか。
それは自分さえ良ければいい、と思っている人が該当します。そういった人は周りの信頼を得られず、結果的に損してしまう恐れがあるのです。
他にも、常に思考がネガティブな方に傾いている人も、徳を積むべきだと言えます。なぜなら、ネガティブ思考な人は抱えている悩みに解決策が見つかっていない、孤独を感じている人が少なくないからです。
そういった人たちこそ、新たな人間関係を構築し、より良い人生に向かうために徳を積むべきだと言えるでしょう。
徳を積みたいなら!具体的な7つの行動
徳を積む意味やメリットがわかったとしても、具体的にどのような行動が必要なのか、という点を理解しなければ意味がありませんよね。それでは、徳を積むための7つの具体的な行動を紹介します。
ポジティブな言葉を使う
ネガティブな言葉は、周りの人のメンタルに悪い影響を与えてしまう恐れがあります。そのため、日ごろからポジティブな言葉を使うようにしましょう。
ポジティブな言葉を意識するだけでも、周りの人にプラスな影響を与え、素敵な人間関係を築けるかもしれません。動物や植物も人間にポジティブな言葉をかけられると成長がよくなる、という実験結果もあるため、徳を積むためにも効果的な手段と言えるのではないでしょうか。
誰にでも笑顔を振る舞う
常に笑顔を振る舞うことも、徳を積む手段の1つと言えます。もちろん、過剰に笑顔でいる必要はありませんが、柔らかい表情や物腰で人と接することがポイントです。
イライラしている、不機嫌な態度を取っている人間には、あまり良い印象を抱かず、悪い影響を受けてしまうこともあります。周囲の人を不快にさせないためにも、自分自身がスッキリした気持ちで過ごすためにも、笑顔を心がけてみてください。
人に親切にする
誰かに親切にすることも、徳を積む行動となります。身近に悩みを抱えている人がいたら親身になって相談に乗ってみてください。
また、道に迷っている人や重たいものを運べず困っているお年寄りなど、誰かの親切を必要としている人は少なくありません。人に親切にすることは自己肯定感が高まりますし、何らかの形で良いことが返ってくることもあるでしょう。
感謝の気持ちを忘れない
感謝の気持ちを忘れない、実際に口に出すことも徳を積む上で重要です。
感謝されることは誰でもいい気持ちになりますし、もっと親切にしてあげたいという気持ちが芽生えるきっかけになります。逆に感謝の言葉がないと「せっかくやってあげたのに……」と信頼関係にヒビが入ってしまうかもしれません。
また、感謝の心を持つと幸福感が高まり、挫折から立ち直りやすくなる、という研究結果もあります。感謝は他人との絆を深め、自分自身も幸福にする効果があるのです。
人の幸せを心から願う
人の幸せを願うと、自分の意識に変化があります。逆に嫉妬や恨みは、他人を敵だと認識してしまう感情です。周りが敵ばかりだったら、誰でも居心地が悪く、常に攻撃的な姿勢になってしまうでしょう。
しかし、周りの人の幸せを願えるのであれば、味方が多くなり、自分自身の行動も変わっていきます。そうなれば、自然と人に優しくなり、徳を積む結果が期待できるのです。
掃除で周りを綺麗にする
掃除することも徳を積む行為です。掃除は、お寺でも修行の1つとして重きを置くように、心を磨く行為でもあります。
掃除の最中や終えた後に心がスッキリした経験はないでしょうか。実は、掃除にはストレスを軽減させ、心身ともに健康になる効果があります。
掃除を定期的に行うことで心に余裕ができて、他人との接し方も健やかなものになるでしょう。また、可能であれば町の掃除やボランティアに参加して、さらに徳を積むことも試してみてください。
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募金や寄付をする
募金や寄付も徳を積む上で効果が見込める行為です。
昨今は自然災害も多く、避難生活の中で誰かの善意による支援を心待ちにしている人は少なくありません。そういった人たちが平穏な生活に戻れるよう願いつつ支援することは、同時に自己肯定感を高める行為となります。
スーパーやコンビニのレジ横にも募金箱が用意されているので、ぜひ無理のない程度で試してみましょう。
部屋を片付けて徳を積もう!意外な方法とは
このように、徳を積む方法はいくつもあり、すぐに取り組めるものも少なくありません。しかし、もっと気軽に徳を積む方法があります。
それは、掃除をして出てきた不用品を寄付することです。掃除や寄付は徳を積む方法として挙げましたが、その2つをつなげるサービスが存在します。
それがキフコレです。キフコレは不用品の寄付を募るサービス。寄付の仕方は簡単で、段ボールに不用品を詰めたら指定の住所に送るだけ。さらに、負担費用は送料のみで気軽に利用ができます。
また、キフコレは利用されるたびに4つの社会貢献につながるという特徴も。その4つの社会貢献とは以下の通りです。
- 不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援
- 送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付
- 途上国の雇用創出・自立支援
- 国内障がい者の雇用促進・就労支援
自宅の掃除を行い気分がスッキリする上に、不用品を寄付して社会貢献につながるのなら、徳を積む以上のメリットがあるかもしれませんね。
ちなみにキフコレの寄付対象は家電製品から生活雑貨までさまざまです。もし、興味がある方はこちらから寄付対象をご確認ください。
他にも、大掃除や引っ越しなど不用品がたくさん出るときは、ぜひキフコレをご利用ください。