エコバッグがいつの間に増えている?原因や対策を考えてみた
レジ袋の有料化にともない、カバンのなかの常備アイテムとなったエコバッグ。昨今ではさまざまなサイズやデザインのものがあり、シーンに応じて使い分けている方も多いですよね。しかし一方で、「気づいたら増えすぎていた」などのお悩みも。そこで今回は、エコバッグが増える原因や、増やさないための対策をご紹介。エコバッグを賢く使って、正しいエコを実践しましょう!
エコバッグが増えすぎた!原因はどこに?
2020年から日本全国で始まったレジ袋有料化以降、エコバッグを携帯する人の割合は増え続け、その普及率は今や9割以上(※)。ほとんどの人が2枚以上のエコバッグを保有しており、なかには「収納スペースから溢れている」とのお悩みも。エコバッグがどんどん増えるのはなぜか、主な原因を3つご紹介します。
※株式会社ナビットのWebアンケート調査結果(2024年6月)参照
低価格で便利だから
エコバッグは100均ショップなどでも売られており、低価格で気軽に購入できるアイテムです。また、レジ袋に比べて丈夫で大容量なものや、保冷機能・ポケットなど機能性にすぐれたものがあり、使い勝手も◎。レジ袋の有料化にともない買い物の必須アイテムになったうえに、家で小物を収納・運搬するのにも使えることから、ほとんどの方が「余分に持っていても困らない」と考えます。
このような「手に入れやすく手放しにくい」特性により、エコバッグはいつの間にか増えすぎてしまうのです。
豊富なデザインに惹かれてしまうから
昨今ではデザイン性・機能性に優れたエコバッグが多く販売されています。また、インテリアショップや雑貨店はもちろん、おしゃれなカフェやパン屋などがオリジナルデザインのエコバッグを作ることも多く、ファッションアイテムの1つとしてエコバッグを集める方も増えています。
そのため、使い道や持っている数を気にせず購入したり、見た目に惚れて衝動買いしたりすることもしばしば。衣服や小物を集める感覚でエコバッグを買ってしまった結果、使わないエコバッグが収納に溜まってしまうというわけです。
商品のおまけや店舗の配布
エコバッグは、景品やノベルティーとして無料配布されることの多いアイテムです。顧客側の需要が増加し、企業側も環境問題への取り組みをアピールできることから、双方にとってメリットがあるためです。
無料だからともらっているうちに、家のなかのエコバッグはどんどん増えていきます。しかしこのようなエコバッグは、デザインや機能を好んで手に入れたものではないため、使わずに収納の奥にしまい込んでしまうこともよくあります。
エコバッグが増えすぎないために意識すること
エコバッグの増えすぎを防ぐために意識すべき3つのポイントをご紹介します。
衝動買いに注意する
まずは、エコバッグの衝動買いをやめましょう。おしゃれで魅力的なエコバッグを見つけたからといって衝動買いをすると、今使っているものを使わなくなる・収納できなくなるなどのデメリットが生じます。
新しいエコバッグを買うのは、今使っているエコバッグが破れる・汚れる・臭いが気になるなどで買い換えが必要になったときです。また保冷機能や大きいサイズが欲しいなど、既存のエコバッグにない機能が必要なときに、計画的に購入するようにしましょう。
それぞれの用途を決める
エコバッグの増えすぎを防ぐには、自分に必要なエコバッグの用途を把握し、それに合わないエコバッグは購入しない・もらわないようにすることが大切です。例えばエコバッグは、次のようなシーンで使い分ける方が多いようです。
- 買うものの量・重さ
- 中身の種類(食品とその他など)
- 行き先
購入品が多く重い場合は、布製の大きなマチ付きエコバッグが便利です。また、ニオイ移りを防ぐために食品とその他のもので使うバッグを分け、冷蔵品・冷凍品には保冷機能のあるエコバッグを使うとよいでしょう。デパ地下やおしゃれなショップに行くときはデザイン性の高いエコバッグを持って行くなど、行き先に応じてエコバッグを変えてみるのもおすすめです。
このように、自分に必要なエコバッグの数やサイズ・形を把握して、それに合わないエコバッグはむやみに手に取らないようにしましょう。
エコバッグのデメリットも理解する
エコバッグは丈夫で繰り返し使えるため、環境負荷を減らし節約もできるエコな商品です。しかし、エコバッグには次のようなデメリットも存在します。
- 荷物が増える
- 収納スペースが必要になる
- お手入れに手間がかかる
- 使わないとむしろ環境に悪い
エコバッグは買い物のたびに携帯する必要があるため、カバンのなかの荷物が増え、収納する際にも予想以上にスペースを取ることがあります。定期的なお手入れも必要で、特に食品を入れる場合は、汚れたり臭いが付いたりカビが生えたりするため、洗濯やアルコール除菌を行い清潔に保つ必要があります。
また、エコバッグは繰り返し使えばエコになりますが、すぐに買い換えたり使わず処分したりすると、レジ袋よりも環境に悪い商品となります。これらのデメリットを理解したうえで、自分が管理・使用できるエコバッグを選んでいきましょう。
使わないエコバッグがあるなら
使わないエコバッグを収納の奥に溜め込んで、結局捨ててしまってはエコバッグが「エコじゃないバッグ」になってしまいます。エコバッグを整理したいとお考えの方は、捨てる前にぜひとも不用品の寄付サービス「キフコレ」を検討ください。
キフコレでは、お送りいただいた寄付品を主に途上国で修理・販売しています。そのため、環境負荷なくエコバッグを整理でき、資源不足の途上国に住む人々を支援することができます。

※劣化がひどいエコバッグは廃棄になってしまいます。買ったものの、使ってないエコバッグがあれば寄付をお願いします!
そのうえキフコレでは、売上の一部で水浄化剤を購入し途上国に寄付する活動も行っています。

そのため、キフコレを利用するたびに次のような社会貢献につながります。

キフコレの利用法はとても簡単です。
✓申し込み不要
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✓専用キット不要
(種類に関係なく段ボールにつめるだけ)
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で利用できるため、好きなときに・手軽に・まとめて不用品の整理が可能。エコバッグ以外の不用品もまとめて寄付できるため、引っ越し・大掃除の際にも活躍するサービスです。
※寄付できるものについてはこちらからご確認ください。
自分にとっての不用品が誰かの役に立つうえに、社会貢献もできる理想的なサービス「キフコレ」。使っていないエコバッグをお持ちの方は、ぜひ一度試してみてくださいね。





