鉄道模型の保管には注意!適切な方法と役立つアイテムを紹介

趣味で集めた大量の鉄道模型で部屋が散らかってしまったら、整理整頓を考えなければなりません。そんなとき、鉄道模型はどのように保管して片付けるべきなのでしょうか。鉄道模型の正しい保管方法や注意点などをご紹介します。

また、片付けきれない鉄道模型を処分するとき、無駄が出ない方法もご紹介します。

鉄道模型の正しい保管方法とは?

鉄道模型は正しく保管しなければ、劣化や故障の原因につながる恐れがあります。どのような場所で保管すべきか把握しておきましょう。

直射日光が当たらない場所

直射日光が当たる場所は、鉄道模型を保管するには不適切だと言えます。直射日光に長い間さらされてしまうと、鉄道模型の塗装にひびや変色が出てしまうことがあるからです。自宅の間取りの関係から、窓際などで保管する必要がある場合は、カバーやケースを使って直射日光を避けましょう。

高温多湿な環境は避ける

高温多湿な場所も鉄道模型を保管するには不適切です。高温は鉄道模型の精密な部品を故障させてしまう恐れがあり、湿気はカビによって金属部分を錆びさせてしまうこともあります。鉄道模型を保管する場所は、可能な限り温度と湿度の変化がない場所を選んでください。

掃除しやすい場所を選ぶ

掃除が行き届かない場所も、鉄道模型を保存するには危険な場所です。なぜなら、掃除が行き届かない場所に鉄道模型があると、モーター部分にホコリが入り込んでしまうことがあり、故障につながってしまうからです。そのため、マメに掃除できるような場所に保管するよう、心がけましょう。

鉄道模型を保管するときのコツ

鉄道模型を保管するとき、ちょっとした工夫を加えると、より安全な環境を確保できます。そんな保管のコツを3点ご紹介します。

意外にも元箱は危険

模型やフィギュアを保管するとき、購入時に入っている元箱の中なら安心と思う人は多いはずです。しかし、元箱は緩衝材としてスポンジや発泡スチロールが使用されています。

これらは経年劣化しやすい特徴があり、長く鉄道模型と接していると癒着してしまう恐れが。そのため、きれいに剥がれない、塗装を剥がしてしまうことになり、こういった危険を避けるためにも元箱から出して保管した方が安全だと言えるのです。

除湿剤や乾燥材も一緒に

鉄道模型にとって高温多湿は危険な環境です。しかし、どんなに注意しても季節によっては湿気が溜まってしまいます。そういった環境に陥ることを避けるためにも、除湿剤や乾燥剤を使用して保管を試みてください。

薄紙や不織布で包む

鉄道模型はホコリが入り込むことで故障につながってしまいます。それを防ぐ方法が薄紙や不織布で包むことです。これにより、ホコリが鉄道模型の内部に入り込むことを防げるでしょう。また、保管前にホコリを拭き取ることも忘れないようにしてください。

鉄道模型の保管は折り畳みコンテナが便利

鉄道模型を保管する際、どのような入れ物が適切でしょうか。できれば耐久性の高いものが適切だと言えますが、例えば衣装ケースでは少し心もとないかもしれません。

そんなとき、役立つものが業務用の折り畳みコンテナです。業務用であるため、耐久性も高く、大容量のものもあり、デザインもさまざま。中には鉄道ファンには嬉しいJR貨物のデザインもあり、通販などで購入できます。

探せば安価なもの、中身が見えるものもあるため、鉄道模型の保管に大変役立つことでしょう。使わないときは折りたためることも嬉しいポイントですね。

保管し切れない鉄道模型を処分するなら

例え上手に保管できたとしても、何らかのタイミングで鉄道模型を手離すこともあるはずです。そんなとき、ただ捨ててしまうとしたら「もったいない」と感じる人も多いことでしょう。

大切な鉄道模型をただ捨ててしまうのであれば、何かに役立ってほしい。そう感じたら、ぜひキフコレをご利用ください。

キフコレは寄付いただいた鉄道模型をリユース・リサイクルに役立てるだけでなく、4つの社会貢献につながる取り組みも行っています。4つの社会貢献とは、以下の通りです。

  • リユース・リサイクルによる環境保全
  • 途上国での修理依頼による雇用創生
  • 途上国へ100リットルの水をきれいにできる浄化剤の寄付
  • 国内の障がい者の雇用創生

寄付の対象となるものは、鉄道模型だけではなく、家電や生活雑貨まで幅広いため、片付けや引っ越しの際など、不用品が出てきたときは、ぜひキフコレをご利用ください。

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