社会貢献って例えば何するの?具体的な活動や種類を紹介

社会貢献と聞くと、企業や団体が行う大がかりな取り組みを思い浮かべる方も多いでしょう。そのため社会貢献に興味はあるものの、個人では難しそう・種類や始め方がわからないなどの理由からなかなか行動に移せない方もいるはずです。

そこで今回は、個人でも手軽に参加できる社会貢献の具体的な種類や特徴をご紹介!社会の役に立つ活動に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

社会貢献とは?取り組むメリット

社会貢献とは、よりよい社会のために自らの意思で行う活動全般を指します。そのため細かい定義は存在せず、規模や種類も多種多様。例えば企業が取り組むCSR活動から団体が行う災害支援や環境保護活動、個人が日常的に行う地域社会でのごみ拾いや募金への協力まで、すべてが社会貢献にあたります。

社会貢献に取り組む一番のメリットは、私たちが暮らしやすい持続可能な社会を実現できることです。そのほかにも、企業の場合は企業イメージ・投資家評価・人材獲得・従業員モチベーションなどの向上が見込めます。個人の場合は、自己成長・スキル向上・生きがい・社会的つながりなどを見いだすことができます。

ただし、目的はあくまで社会の役に立つこと(公益)であり、個人や企業の利益(私益)を追求する活動ではないことを覚えておきましょう。

個人でもできる!社会貢献の種類

個人でもできる社会貢献の種類や特徴・参加方法をご紹介します。年齢・スキルに関係なく取り組める社会貢献活動もたくさんありますので、自分に合ったものを選んでみましょう。

寄付する

寄付とは、社会貢献を目的とした団体・事業などに、自らの意思でお金やモノを無償提供することです。

金銭を寄付する方法には、現金を利用する(募金箱にお金を入れる・銀行などで振り込む・団体に直接持ち込む)以外にも、インターネットの募金サイトやクラウドファンディングを経由して、クレジットカード・ポイント・キャッシュレス決済などを利用する方法があります。また団体によっては、単発・定額などさまざまな種類の寄付プランを選べることも。お金の寄付には、寄付先が使い道を自由に選択できる・すぐに支援できるなどのメリットがあります。

物品の寄付には、必要とする場所(団体)に直接モノを送る方法以外にも、未使用の切手や商品券を換金したり、古本や不用品などを売ったりして得たお金を寄付にあてる方法があります。また、フードドライブやヘアドネーション(※)など少し変わった種類の寄付も存在します。モノの寄付には、送ったモノが使われる姿をイメージしやすい・手軽に寄付できるなどのメリットがありますが、寄付先の団体が受け入れているモノの種類や送付方法を事前に確認することが大切です。
(※)自分の髪の毛を寄付する方法。カットした髪の毛で医療用ウィッグ(かつら)が作られ、小児がんや病気・事故などで髪の毛を失った子どもたちに無料提供される。

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フェアトレードに参加

フェアトレードとは「公平・公正な貿易」を意味し、途上国で作られた製品・原材料を適正価格で継続的に購入し、立場の弱い生産者・労働者の生活を支援する仕組みを指します。

フェアトレード商品の多くには認証マークがついており、国際フェアトレード認証の対象商品にはコーヒー・紅茶・カカオ・ワイン・スパイスなどがあります。一般的な商品に比べて価格は割高ですが、一定の基準が設けられているため社会貢献しながら安全が保証された質の高い商品を使うことができます。

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寄付につながる商品を購入

寄付につながる商品とは、売り上げの一部が寄付される仕組みをもつ商品のことで「寄付付き商品」と呼ばれています。食品・雑貨・コスメなど日常的に利用できる商品ジャンルで展開されており、特別な手続きも不要のため手軽に参加できる社会貢献の1つです。

また、寄付先の団体や活動内容が商品に明記されていることが多いため、応援したい分野を選んで購入できるメリットも。商品を手に入れつつ、社会のために行動しているという満足感を得ることができます。

ボランティアに参加

ボランティアとは、社会や他人のために自発的かつ無償で自分の時間・労働を提供する活動を指します。地域での清掃活動から被災地での災害支援活動、長期間の海外ボランティアまで、その規模と範囲は多種多様。なかにはスキルや経験が必要なものもあります。貴重な体験や達成感を得られる一方で、種類によっては金銭的・精神的負担や時間の制約が大きいボランティアも存在します。

ボランティア活動に興味のある方は、ボランティア団体のウェブサイトやSNS・地域のボランティアセンターなどで募集中の活動プログラムを探してみましょう。また、海外ボランティアの場合は、旅行代理店や留学エージェントを介して参加するのが一般的です。

ごみや食品ロスの排出を意識する

私たち1人1人が、ごみや食品ロスの排出量を減らすことも立派な社会貢献と言えます。ごみや食品ロスの内訳を見てみると、その半分以上(※)が私たちの生活する家庭から出ているためです。
(※)ごみ総排出量のうち約70%が家庭系ごみ、食品ロスのうち約50%が家庭系食品ロス(残りは事業系)

参考記事:一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和5年度)について|環境省
参考記事:食品ロスとは(令和5年度)|農林水産省

ごみを削減するには断る(Refuse)・減らす(Reduce)・繰り返し使う(Reuse)・再資源化する(Recycle)の4Rを意識することが大切です。例えば私たちが日常生活で気軽にできる行動には、以下のようなものがあります。

  • エコバッグ・マイボトルを使用する
  • 詰め替え製品・簡易包装品を購入する
  • ごみを正しく分別する
  • 不用品を再利用する(譲る・売る・寄付する)
  • レンタルを活用する

食品ロスとは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。日本では年間約464万トンの食品ロスが発生しており、資源の無駄づかい・環境悪化などの問題を引き起こしています。食品ロスを減らすために私たちができる行動には、以下のようなものがあります。

  • 食べられる量だけ購入・調理する
  • 調理時に過剰除去しない
  • 食品を正しく管理・保管する
  • フードドライブ(※)を利用する

取り組みやすいものから習慣化し、ごみや食品ロスを少しでも減らしていきましょう。
(※)家庭で余った食品を回収し、福祉団体などに寄付する活動

手軽に社会貢献!不用品を寄付してみよう

社会貢献のなかには、個人で手軽に参加できるものもたくさん存在します。

  • 金銭的に負担の少ない方法を選びたい
  • 途上国支援に関心がある
  • 簡単・手軽に取り組みたい
  • 自分にもよい変化をもたらしたい

こういった寄付を検討している方に対し、特におすすめしたいのが、「キフコレ」を利用して不用品を寄付する方法です。

なぜなら不用品の寄付では経済的損失が少ないうえに、家のなかが片付くことで生活の質が向上し、気分がスッキリするなど寄付者自身にも大きなメリットがあるためです。さらに不用品寄付サービス「キフコレ」を利用すれば、誰でも・簡単に・好きなときに不用品を寄付することができ、さらに次のような幅広い社会貢献につながります!

不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援、送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付、途上国の雇用創出・自立支援、国内障がい者の雇用促進、就労支援

キフコレでは、いただいた寄付品を主に途上国で修理・販売することで、途上国での物資不足や雇用創出に貢献しています。また、寄付品を販売することで得た売上を利用して、途上国に水浄化剤を寄付しています。

キフコレに不用品を送ると1000L

キフコレの利用法はとても簡単です。

【キフコレの利用方法はこちら】

不用品の送り方はカンタン

不用品を段ボールに詰めて、宅配業者各社の営業所やコンビニなどからキフコレ事務局宛てに送るだけ。送料のみの負担でそのほかに費用は一切かかりません。

※寄付できるものについてはこちらからご確認ください。

申し込み不要
寄付品の分別不要
専用キット不要
(種類に関係なく段ボールにつめるだけ)

廃棄代不要
(利用料金は送料のみ)

全国対応
で利用できるため、初めての方でも気軽に利用できます。

「キフコレ」は、始めて社会貢献にチャレンジする方・軽い気持ちで寄付を試したい方にうってつけのサービスです!この記事を読んで、少しでも寄付に興味を持った方はぜひ一度キフコレの利用をご検討ください。

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