キャンプブームはいつから始まった?きっかけや終焉の原因

キャンプは豊かな自然の中で、特別な時間を過ごせることから、人気の高い趣味として語られます。しかし、キャンプはいつからこれだけの人気を獲得したのでしょうか。

キャンプブームと呼ばれる時期もありますが、いつから始まっていたのか、気になるところですよね。今回は、キャンプブームの始まりや歴史をご紹介します。

ブームの前に!キャンプはいつから始まった?

キャンプの起源は、近代化する以前の生活が大きく関係していると言えます。古代の人類は狩猟採集生活によって移動して過ごすことがほとんどでした。

そのため、野外生活が当たり前で、地域のよってはテントに似た移動用住居を使うことも少なくありませんでした。また、ローマ帝国軍の軍人や兵士は遠方の戦地へ向かう際、テントを使用していたことが遺物などからわかっています。

近代化が進むと、都市部の人工的な環境で生活する人の割合が増えますが、19世紀後半になると教育的な意味を含め、一定のプログラムのもと、野外の集団生活が行われるようになりました。その源流と言える出来事が、1861年のアメリカ、コネティカット州にあるガナリー・スクールのガン校長が生徒のために行った2週間の野営生活だと言われています。それが野外教育として各地に広まったのです。

日本にキャンプが入ってきた時期は、明治時代の頃。西洋諸国の諸制度を取り入れる一環として多くの西洋スポーツが輸入されました。キャンプもその1つとして紹介され、教育活動として推進されるのでした。

第一次キャンプブームはいつから始まった?

日本にキャンプが入ってから、しばらくは学生たちの教育活動の一環として行われることがほとんどでした。しかし、日本に第一次キャンプブームが訪れます。

いつから第一次キャンプブームが始まったかと言うと、それは1990年代のことです。キャンプが趣味として注目され、最盛期のキャンプ人口は1580万人に達したと言われています。

第一次キャンプブームの要因は、バブル景気によって経済的に豊かになり、一家に一台車が持てるようになったことです。他にも、大型海外アウトドアブランドであるコールマンが上陸したことで、欧米式のキャンプスタイルが定着したことも要因と考えられています。

そんな第一次キャンプブームも終焉がやってきます。原因は、キャンプ場の準備不足やマナー不足による事故の多発、バブル崩壊による景気の悪化がありました。さらに、パソコンやネットといった娯楽の多様化も原因として挙げられるでしょう。

第二次キャンプブームはいつから始まった?

一度は落ち着きましたが、第二次キャンプブームがやってきます。いつから第二次キャンプブームが始まったのかと言えば、2013年以降だと言えます。これは、日本オートキャンプ協会の発表で、2013年からキャンプ人口が増加していることからもわかることです。

第二次キャンプブームが到来した要因は複数挙げられます。まずは、第一次キャンプブームの時代に子どもだった世代が大人になったことです。1990年~1996年に当時子どもだった世代は、2013年に20代中盤から30代前半に。自分のお金で趣味を楽しめるようになりました。

次に、都市部の人口集中が激化したことで、自然を求めたことも原因だと言えます。さらに、SNSが発達したことで非日常となった自然豊かな景色が評価されるようになりました。

また、アウトドアを題材としたサブカルチャーの発展により、キャンプが注目されるきっかけになった、と考えられています。

いつかキャンプ用品を処分するとしたら

日本オートキャンプ協会が発表した「オートキャンプ白書2022」によると、2013年からキャンプ人口は増加し、新型コロナウイルス流行の影響で2021年は減少したものの、2022年は前年に比べ23%増という結果でした。

これからも、多くの人がキャンプにチャレンジすると考えられますが、その分だけ不用になったキャンプ用品が出てくると考えられます。不用になったキャンプ用品が出た場合、ごみとして処分しようと考えるかもしれませんが、まだ使えるものを捨ててしまうことは「もったいない」ことです。

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