片付けは仕組み作りが大切!すぐに挑戦できる10の習慣
「何度片付けてもすぐ散らかってしまう…」
その背景には、「片付けの仕組み作り」が十分でないことが関係しているかもしれません。
片付いた部屋を維持するには、モノの定位置や収納ルールを決め、日々の習慣に落とし込むことが欠かせません。生活導線に合った仕組みを整えることで、自然に「元の場所に戻しやすい状態」が生まれ、片付いた部屋を自然にキープできるでしょう。
この記事では、今日から取り入れられる仕組み作りのコツ10選に加えて、片付けの過程で出てきた不用品の上手な手放し方についても紹介します。
片付いた部屋を維持する仕組み10選
片付いた部屋を維持するには、根気よく片付け続けるよりも「片付く仕組み」を習慣化する方が効果的です。ライフスタイルに合わせた仕組みが整うと、片付きやすい環境が生まれ、部屋をきれいに保ちやすくなるでしょう。それでは、片付いた部屋を維持する仕組み10選をご紹介します。
モノの定位置を決める
片付けを仕組み化するうえで重要なのが、モノの「定位置」を決めることです。置き場所が曖昧なままだと、使うたびに別の場所に置いてしまい、部屋のあちこちにモノが散らかっている状態を招いてしまいます。
定位置が決まっていると「どこに戻すか」を考える手間もなくなるため、モノを片付けやすい仕組みが整います。まずは、よく使う物から定位置を決めていくと、片付けやすさをより実感しやすいでしょう。
モノは使う場所の近くに収納する
部屋が片付かない理由のひとつに、「使う場所と収納場所が離れている」ことがあげられます。
たとえば、リビングで使う文房具が別の部屋にある場合、戻すのが面倒で、「結局テーブルの上に置きっぱなし」という状態になりがちです。
使う場所の近くに収納をつくるだけで、「出す・使う・しまう」の一連の流れがスムーズになり、戻すハードルも自然と下がります。動線に合った収納は家族にとってもわかりやすく、誰でも片付けやすい環境につながるのです。
まずは「使う場所のすぐそばに収納する」というシンプルなルールに変えてみると、片付いた状態をキープしやすくなるでしょう。
ワンアクション収納を心掛ける
ワンアクション収納とは、「掛けるだけ」「置くだけ」など、ひとつの動作でモノの出し入れが完了する収納方法を指します。動作が少ないほど戻しやすく、散らかりにくい環境をつくりやすいのが特徴です。
たとえば、同じタイミングで使用されることが多い、ヘアブラシ・スタイリング剤・ドライヤー・ヘアアイロンは、まとめてカゴに入れておくのがおすすめです。こうすることで、使用後にポンと戻すだけになるため、整った状態をキープしやすくなります。
「取り出す・戻す」の動作をシンプルにすることで負担が軽くなり、片付ける習慣がつきやすくなるのがメリットといえるでしょう。
何となくモノを置いてしまう場所を廃止
部屋が散らかる原因として意外に多いのが、「とりあえず置いておく習慣」です。テーブルの端やカウンターなど、物を置きやすい場所があると、そこから連鎖的に散らかっていく傾向があります。
この「何となく置いてしまう場所」を意識的になくすだけで、生活空間が整いやすくなるでしょう。
小物が溜まりがちなスペースには小さなトレイを置くなど、置く物を限定した仕組みに変えるのが効果的です。置き場所が明確になると、「あとで片付けよう」という先延ばしも起こりにくくなり、散らかりにくい環境に変わっていくでしょう。
決まった時間に手軽な片付けを
片付けを継続させるためには「時間を決めて短時間だけ片付ける」習慣が役立ちます。忙しい日でも「寝る前の5分だけ」などと決めておくと、無理なく続けやすいでしょう。短時間の片付けは負担が少なく、小さな達成感を積み重ねられるのも魅力です。
決まった時間に片付けることで物を放置している時間が減り、部屋が片付いた状態を保ちやすくなるでしょう。最初から完璧を目指さず、手早くできる範囲でコツコツ取り組むことが、習慣化のポイントです。
ついでの片付けを習慣化する
「ついでにできる小さな片付け」を習慣にすると、片付けの負担を大きく減らせます。
歯磨きのついでに鏡を拭く、歩いたついでに床の物を拾うなど、数秒で終わる行動は継続しやすく、片付けの習慣化に最適です。
大掛かりな片付けには時間も気力も必要ですが、ついでの片付けなら忙しい日でも取り入れやすいでしょう。特に、リビングやキッチンなど物が集まりやすい場所では、「何かのついでに1つ整える」だけで見た目が大きく変わるでしょう。
同じ用途のものは複数持たない
片付けを仕組み化するためには、「同じ用途のものを増やしすぎない」意識も欠かせません。似た役割のアイテムが増えるほど、どれを使うか迷いやすくなり、収納スペースも圧迫されます。
特に、キッチン用品や文房具、スキンケア用品は似たような種類が増えやすい分野です。持つ量を必要最小限にすると収納もシンプルになり、元の場所に戻しやすい環境が整います。物が少ないと「散らかる余地」そのものが減るため、日常の片付けがラクになるのも特徴です。
まずは同じ用途の物を見比べ、本当に使う物だけを選び直すことが、片付けやすい仕組みづくりにつながるでしょう。
定期的にモノの量を見直す
片付いた部屋を維持するためには、定期的にモノの量を見直す習慣が欠かせません。片付けがうまくいかない原因のひとつに、「モノの量が生活に合っていない」ケースがあります。
収納方法をどれだけ工夫しても、持ち物が多すぎれば管理が追いつかず、散らかりやすくなるのは自然なことです。
季節の変わり目や大掃除のタイミングで、持ち物を一度棚卸しすると、「使っていない物」や「役割が重複しているもの」が見つかりやすくなります。量を調整することで収納スペースに余裕が生まれ、片付けが一気にラクになるでしょう。
さらに、モノの見直しは暮らしの満足度を上げるきっかけにもなります。必要な物だけを残すことで生活動線が整い、散らかりにくい仕組みづくりにつながっていくでしょう。
1つ買ったら1つ手離す
新しい物を購入する機会が多い方は、「1つ買ったら1つ手離す」というルールを取り入れるのもおすすめです。「購入と手離し」をセットにすることで、収納スペースの飽和を防ぎ、散らかりにくい状態を保ちやすくなります。
特に衣類・子どものおもちゃ・キッチン用品は増えやすく、気付けば収納がいっぱいになっていることも。この仕組みを取り入れることで、持ち物への意識が高まり、似たような物を買い足してしまう「無駄な買い物」の予防にもつながるでしょう。
手放す物の状態が良い場合は、リユースや寄付に回すのもひとつの方法です。循環の仕組みを暮らしに取り入れることで、家の中も気持ちもすっきりしやすくなります。
仕組みの前にモノを減らしてみよう
片付けの仕組みを整えるうえで、まず「モノの量を見直すこと」は欠かせません。片付ける仕組みを工夫したり、収納グッズを追加購入したりしても、モノが多すぎるとうまく機能しないことがあります。
持ち物を見直していると、「何年も使っていない物」や「いつか使うかも」と保管している物など、不用品が想像以上に出てくることがあります。
そんなときは、家庭で出る不用品が寄付できる「キフコレ」を活用してみてはいかがでしょうか。
キフコレは、ご家庭で不要になった物を寄付として受け取り、途上国で修理・再販売しているサービスです。販売で得た売上の一部は水浄化剤の購入や寄付に活用され、以下の4つの社会貢献につながっています。
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