家事と仕事の両立が難しい!コツはちょうどいい妥協にあり

おもちゃで散らかる部屋、声をかけても片付けない子どもにイライラして「片付けなさい!」と大きな声を出してしまうことはありませんか?

共働き世帯にとって、家事と仕事がうまく両立できない…と、悩む方も多いのではないでしょうか。特に小さいお子さんがいる世帯では、思うように家事や育児を進められず、不満や悩みが蓄積してしまうこともあるでしょう。

こうした現状を打破するためには、家族の協力が不可欠であり、時短家電や家事代行サービスなどに頼ることも大切です。

今回は、家事と仕事を両立させるためのポイントについて紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

家事と仕事は両立できない?その理由は

家事と仕事が両立できない理由は、家事育児の負担が大きいことや、家族が家事に協力的ではない、ということが挙げられます。また、自分がやった方が早いという理由で一人が負担を背負ってしまうケースも見られます。

さらに小さいお子さんがいる世帯であれば、子どもの世話や送迎、行事などへの参加も加わり、やるべきことがますます増えるでしょう。

仕事に費やす労力と同じくらい家事や育児にも費やさなければならず、両立するために自分の時間や睡眠時間を削ることを余儀なくされ、不満や不安、疲労や焦りを感じやすくなります。

すべて一人でやろうとせず、家族のサポートや時短家電などを利用して「頼る」という意識を持つことが大切です。

家事と仕事を両立させるコツとは?

ここでは、家事と仕事を両立させるための5つのコツを紹介します。

家事は家族としっかり分担

家族で家事を分担することで自分の役割が明確になり、責任を果たそうという意識が生まれます。例えば、料理・育児は妻が担当し、洗い物や水回りの掃除は夫が担当する、など大まかに分担するといいでしょう。

また、子どもの年齢が上がってきたら、洗濯物を畳む、お風呂掃除をする、洗い物を手伝うなど子ども自身もできることは増えてくるので、大人も子どもも一緒に取り組む環境を作り出すことも、家族の絆が深まるきっかけになるでしょう。

完璧ばかり求めない

完璧に家事をこなすことは素晴らしいことです。しかし、完璧にこなすことの裏側には、多くの時間と労力を使うことになります。休息する時間もなく、自分の時間や睡眠時間を削ってしまうと、心身共に疲れてしまいます。常に高いパフォーマンスを維持することは大きな負担になるでしょう。

家事は効率的に済ませる、仕事は計画的に進めておくなど、ある程度妥協点を見つけることも大切です。完璧ばかりを求めすぎず、メリハリのある生活を意識してゆとりを持つことは心身を安定させることにつながります。

優先する家事を見極める

日々の生活を送る上でおこなうべき必要最低限の家事を絞ることで、時間に余裕が生まれて両立しやすい環境が作りやすくなります。

例えば、食事の準備、洗濯、簡単な掃除は優先すべき家事と言えますね。その日の体調が優れない日は、掃除は明日にしよう、など自分の体調に合わせて優先順位を調整するのもいいでしょう。

大切なのは、必ずやらなければならない家事と、体力や時間に余裕があるときにやる家事を見極めることです。

家事をサポートする家電を利用

最近では、ロボット掃除機や全自動洗濯機、食器洗い乾燥機、自動調理器などさまざまな時短家電が販売されています。これらの家電を上手に利用することで、家事に費やす時間を大幅に節約することができます。

家電を買うための出費が惜しい…と思う方もいるかもしれません。しかし、これまで1回の洗い物に20分かかっていたとして、朝と夜2回の洗い物を食洗器に頼ると、毎日洗い物に費やしていた40分を別のことに使うことができます。子どもと過ごす時間を増やしたり、好きなことをする時間に充てたりできれば、心にゆとりを持った生活を送ることができるでしょう。

家事をサポートするサービスを利用

家事をサポートするサービスには、ネットスーパーや食事の宅配サービスなどのほか、掃除などを依頼できる家事代行サービスなどもあります。

家族で家事を分担してもどうしても手がまわらない…という時はこのようなサービスを利用することも1つの方法です。

ただし、家事代行サービスについては、費用の面から継続することが難しいと感じる方もいるはずです。ネットスーパーや食事の宅配サービスなど、比較的取り入れやすいことから始めてみてはいかがでしょう。買い物に行く手間が省けるだけでも、負担が軽減されます。

家事と仕事を両立させるときの注意点

家事と仕事を両立させるには、第一に無理のない範囲でおこなうことが大前提です。完璧にしようとするあまり、過度にストレスがかかり体調を崩してしまっては本末転倒だと言えます。一人で抱え込まず家族の協力を得ることも、家事と仕事を両立させる上で大切なことです。

また、毎日継続的におこなう必要があるため、時間管理やタスク管理を意識することも重要です。ふと思ったことに手をつけてしまい、本来やろうと思っていたことができず、大幅に時間がかかってしまった…という経験は誰しもあるはず。

家事や仕事に費やす時間をしっかり把握し、〇時までに終わらせるといったゴールを決めることも有効です。

家事と仕事の両立はスッキリした部屋をキープ

家事と仕事を両立するには、スッキリした部屋を維持することは重要なポイントです。ものがなくスッキリした部屋には掃除にかける時間を大幅に削減し、必要なものが必要な時にサッと取り出せて作業効率も上がります。

また、片付いた部屋は視覚的にも気持ちが落ち着き、ストレスの軽減につながるでしょう。

部屋が片付かない…このような悩みの根本的な原因には、不用なものが生活空間に紛れていることがあります。例えば、使わなくなった子どものおもちゃや、サイズアウトした服、しばらく使わずに収納で眠っている家電など、不用なものが残ったまま新しいものが入ってくると、当然部屋はもので溢れてしまいます。

定期的に持ち物を見直し、不用なものを手放すことは家事を効率よく進めるために必要な作業と言えるでしょう。

しかし、中にはごみとして捨ててしまうのはもったいない…と感じる不用品もありますよね。

そんなときは「キフコレ」をご利用ください。

キフコレは不用品の寄付を募るサービスで、回収された不用品はリサイクル・リユースに役立てられるほか、以下の4つの社会貢献につながります。

  • 不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援
  • 送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付
  • 途上国の雇用創出・自立支援
  • 国内障がい者の雇用促進・就労支援

キフコレの利用方法はとても簡単。不用品を段ボールに詰めて、宅配業者各社の営業所やコンビニなどからキフコレ事務局宛てに送るだけ。送料のみの自己負担でそのほかに手数料などは一切かかりません。

寄付できるものについてはこちらからご確認ください。

家事と仕事を両立するためには、家族の協力を得ながら時短家電や家事代行サービスなどを利用することも重要なポイントです。また、不用品のない整った部屋を意識することで、家事への負担も軽減されます。

家事と仕事を両立させるための第一歩として、家の中にある不用品を手放すところからはじめてみませんか?

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