ランドセルの寄付サービス10選!どこがいいのか徹底比較

小学校6年間の思い出が詰まったランドセル。卒業したら使わないとわかっていても、まだ使える、捨てられないなどの理由から処分に困っているご家庭も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、ランドセルの寄付サービスです。丈夫なことで有名な日本のランドセルは海外でも人気があり、寄付することで国内外への支援にもつながります。今回は、ランドセルの寄付に興味がある方のためにおすすめの寄付サービス10選をご紹介します。

ランドセル寄付 おすすめサービス10選

ランドセルを寄付したいという方のために、おすすめの寄付サービスをご紹介します。サービスによって、寄付できるランドセルの条件や費用、寄付方法が異なります。団体の特徴と一緒にわかりやすくまとめていますので、ご自身に合ったサービスを見つけてください。

国際協力NGOジョイセフ

公益財団法人ジョイセフは、女性の命と健康を守るために活動する国際協力NGOで、1968年に日本で発足以降43の国・地域での活動実績があります。ジョイセフでは「思い出のランドセルギフト」と称し、アフガニスタンの子どもたちへランドセルを寄贈しています。

寄付できないランドセル 破損・劣化、豚革製、キリスト教関連のデザイン
寄付費用 海外輸送費(2,500円/個)+指定場所への配送料
寄付方法 指定場所(東京都大田区)へ発送(持ち込み不可)

宗教上の理由から豚革製やキリスト教を連想させるデザインのランドセルは寄付できません(お守りや防犯ブザーは外して送りましょう)。海外輸送費は、書き損じはがきでも代用可能です。その他、新品の学用品をランドセルのなかに入れて贈ることもできます。

参考:国際協力NGOジョイセフ
思い出のランドセルギフト

リボーンプロジェクト

株式会社GoodServiceが運営するサービスです。集めた不用品を海外(発展途上国)でリユースし、売上金の一部をポリオワクチンとして発展途上国に提供します。また現地で物品の選別作業・販売を行うことで、発展途上国での雇用を創出しています。

寄付できないランドセル 破損・劣化、寄せ書きのあるもの
寄付費用 指定場所への配送料か専用回収キット(2,800円)
寄付方法 指定場所(岐阜県岐阜市)へ発送(持ち込み不可)

自宅にある空き箱(袋)か専用回収キット(2,800円)を使い、指定場所に不用品を送付します。専用回収キットを購入した場合は、配送料はかかりません。ランドセル以外にも、おもちゃ、食器、工具、アクセサリーなどさまざまな不用品を寄付することができます。

参考:リボーン
ランドセル寄付・無料回収なら国際貢献のリボーン

セカンドライフ

認定NPO法人グッドライフが運営するサービスです。2010年から始まったサービスで、集めた不用品を国内外の支援が必要な方々に無料で寄贈しています。また不用品1箱につき2件のポリオワクチン募金を行います。寄付の見える化を目標に、SNSなどを利用して寄付の必要性や寄付先での喜びの声を積極的に発信しています。

寄付できないランドセル 破損・劣化がひどいもの
寄付費用 申込料金(中箱2,500円、大箱3,200円)
寄付方法 集荷伝票を貼って郵便局集荷

専用フォームで申し込み、申込金には送料・ワクチン費用・活動費用が含まれます。ランドセルの他にも、ぬいぐるみ、古着、おもちゃ、絵本、着物、ベビーカーなどが寄付できます。

参考:セカンドライフ
ランドセルを寄付してリサイクルしませんか?海外・日本の子供達へ届けます

キフコレ

リユース・リサイクル事業を営む株式会社浜屋が運営するサービス。寄付されたランドセルは輸出販売をメインにリユースし、売上の一部で購入した水浄化剤を途上国に寄付など4つの社会貢献につながります。利用料は配送料のみで、段ボールに詰めて送るだけというシンプルなサービスなので、手軽に寄付できる点がキフコレの大きなメリットと言えるでしょう。

寄付できないランドセル 破損・劣化がひどいもの
寄付費用 指定場所への配送料のみ
寄付方法 指定場所(埼玉県東松山市)へ発送(持ち込み不可)

ランドセルの他にも、おもちゃ、文房具、家電から生活雑貨まで幅広い寄付が可能となっているため、大掃除や引っ越しといった不用品が数多く出るタイミングでも大変役立つサービスです。

ランドセルの寄付が4つの社会貢献につながる「キフコレ」

もったいない運送

こちらも株式会社浜屋が運営するサービスで、最大の特徴は軽トラック1台分の不用品を送料のみで回収してもらえる点です。寄付されたランドセルは輸出販売をメインにリユース。キフコレと同じく、水浄化剤を途上国に寄付するなど4つの社会貢献につながります。

寄付できないランドセル 破損・劣化がひどいもの
寄付費用 軽トラックによる配送料
寄付方法 Webサイトから申込み

軽トラック1台分の不用品回収となるため、転勤や実家の整理といったライフスタイルの変化があったときに便利なサービスです。もちろんランドセルだけでなく、おもちゃ、文房具、家電から生活雑貨まで幅広いものが回収対象となっています。

参考:もったいない運送
ランドセルの不用品回収が寄付につながる 「もったいない運送」

エコトレーディング

株式会社ウォークが運営するサービスで、集めた不用品をタイ・フィリピンのリサイクルショップで販売し子どもたちを支援します。売上の一部は現地の孤児院、国内のNPO団体や児童養護施設へ寄付される他、被災地復興の支援活動にも利用されます。

寄付できないランドセル 破損・劣化がひどいもの
寄付費用 指定場所への配送料のみ
寄付方法 指定場所(愛知県小牧市)へ発送または持ち込み

ランドセルの他にも、ベビー用品、おもちゃ、ぬいぐるみ、衣類、文房具などが寄付できます。 直接持ち込みも可能で、その場合は費用がかかりません。

参考:エコトレーディング
ランドセルの寄付

ワールドギフト

NPO法人ワールドギフトが集めた不用品は、約100カ国の地域で物品支援や命を守る活動(特定非営利活動)に利用されます。また、寄付金の一部は社会支援団体(NGOや基金)に募金されます。その他、医療・ワクチン支援、食事・食糧支援、「安全な水」支援などの活動も行っています。

寄付できないランドセル 破損・劣化がひどいもの
寄付費用 寄付金(郵便局集荷2,900円、佐川急便集荷3,700円、自身で発送2,900円+送料など)
寄付方法 指定場所へ発送(持ち込み不可)

専用フォームで申し込み、申込金を振り込みます。ランドセルの他にも、幅広い物品の寄付ができ、寄付金での支援も可能です。

参考:ワールドギフト
ランドセル寄付!世界中の子供達のために役立てます

NPO法人もったいないジャパン

NPO法人もったいないジャパンでは、「もったいない」の心を活動軸とし、まだ食べられる食品や、使用できる日用品などを国内外の福祉団体や個人などに寄贈しています。支援先は、国内の子ども食堂、児童養護施設や途上国の難民地区、学校や孤児院など多岐に渡ります。

寄付できないランドセル 破損・劣化、記名のあるもの
寄付費用 指定場所への配送料のみ
寄付方法 指定場所(神奈川県茅ヶ崎市)へ発送または持ち込み

ランドセルの他にも、日用品、雑貨、本など幅広い物品の寄付が可能で、特に食料品、切手、金券などは最も必要とされています。連絡後に持ち込みも可能で、その場合は費用がかかりません。寄付金での支援も可能です。

参考: NPO法人もったいないジャパン
ランドセルの寄付

KIFUcoco

株式会社EBSカンパニーが運営するサービスで、集めた不用品を再販し売上の一部を支援団体へ寄付します。希望者は、複数機関から支援先を指定することができます。

寄付できないランドセル 破損・劣化がひどいもの
寄付費用 指定場所への配送料のみ
寄付方法 指定場所(広島市安佐北区または福岡県田川郡)へ発送または持ち込み

ランドセルの他にも、日用品、文房具、工具、おもちゃ、アクセサリー、食器など幅広い物品の寄付が可能です。連絡後に持ち込みも可能で、その場合は費用がかかりません。

参考: KIFUcoco
ランドセルの寄付【事前連絡不要・無料回収】

いいことシップ

一般社団法人いいことファームが運営するサービスです。集めた不用品を国内外で寄付・再販し、貧困に苦しむ国内外の子供たちを中心に支援しています。段ボール1箱につき100円を指定した支援先に寄付できる、集荷センターが多く近場へ発送できるなどのメリットがあります。関係者全員が無報酬、助成金なし、寄付の振込明細書を全て公開するなどクリーンな運営が特徴的です。

寄付できないランドセル 破損・劣化がひどいもの
寄付費用 指定場所への配送料のみ
寄付方法 指定場所(東京・大阪など全国に5カ所)へ発送または持ち込み

ランドセルの他にも、おもちゃ、日用品、工具、ファッション雑貨、食器など幅広い物品の寄付が可能です。東京都以外の集荷センターには予約後持ち込みも可能で、その場合は費用がかかりません。上記の寄付方法以外にも、品物の査定によって寄付金額が変動する「 いいことシップ+プラス 」という寄付方法があります。

参考:いいことシップ
ランドセルの寄付

ランドセルを片付けるなら寄付をおすすめ

ランドセルは丈夫に作られているため、6年間の役目を終えても使用できるケースがほとんどです。そんなランドセルを捨てるのは「もったいない」と感じたら、ぜひ寄付という選択肢を検討してみてください。

もちろん、ランドセルに限らず不用品は捨てる前に、寄付やリユースができないか、考えてみましょう。そういった気持ちが環境保全や社会貢献につながり、誰かの役に立つことも考えられます。不用品に困ったら、ぜひ手軽なものからでも寄付サービスを利用してみましょう。

▼片付けが社会貢献に!気軽な不用品の寄付サービス
不用品の寄付が4つの社会貢献に | キフコレ

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