寄付いただいたウエディングドレスがファッションショーで再利用されました
引っ越しや片付けの際に出た不用品の寄付を募るサービス「キフコレ」では、ユーザー様にお送りいただいた品物をリユース・リサイクルに役立てています。こちらの記事では、キフコレに届いた品物がどこへ行き、どのように使われているのか、実際に寄付いただいた1着のウエディングドレスを例にご紹介します。
寄付品のウエディングドレス、まさかの行き先
ある日、キフコレにウェディングドレスを寄付したいと1通の問い合わせがありました。キフコレでは寄付いただいたものを「再利用・再資源」に分別した後、海外を中心に販売、その売上の一部を寄付に充てていますが、通常ウェディングドレスの取り扱いはしていません。
しかし、ご希望にお応えしたいといった想いから、ウェディングドレスを新たに活躍させることができる場として、ファッション関係の活動を行うNPO団体「DEAR ME」にウエディングドレスを提供。その後、衣装として再デザインされた後、2024年2/24(土)にマニラで開催されたショーで利用されました。
ちなみに、ショーに出演したモデルは貧困地区として知られるケソン市を中心とした、ストリートで暮らす子どもや様々な事情で家族と暮らせない71名の青少年たち。「原点」「夢」「個性」「つながり」という4つの意味を込めた「RAINBOW」をテーマにランウェイを歩き、その様子を一目見ようと355名の人たちが会場に足を運びました。
それでは、フィリピンの青少年たちとファッションショーを開催する「DEAR ME」とは、どのような団体なのでしょうか。
NPO法人「DEAR ME」のビジョンとは
NPO法人DEAR MEはファッションと教育を通して社会問題の解決を目指すNPO団体。設立は「生まれた環境に左右されず、誰もが平等に夢を描き、夢中になれる公平な社会を創りたい」という想いによるものでした。
具体的な活動としては、2015年から続くフィリピンで開催されるファッションショー。こちらはランウェイの上で「夢を描く」というコンセプトのもと、現地の貧困地区で暮らす子どもたちがモデルとして活躍しています。
ショーの衣装に関しては、全国からボランティアを募り、古着や残布をひとつひとつ丁寧に使用して製作。さらに、デザインはモデルとなる子どもたちが自身で行っていることも特徴です。
こういった活動を通し、現地の子どもたちに対し、新たな自分の発見、自分に自信を持つ体験を創出することも、DEAR MEの目的となっています。
世界で1つだけの衣装が生まれる
最後に寄付いただいたウエディングドレスが、どのように衣装へ生まれ変わったのか、その過程をご紹介します。
①まずはウエディングドレスがキフコレに寄付されます。大切な日に着たドレスを次の誰かのために。そんな想いを大切にキフコレのスタッフが丁寧に仕分けを行います。
②モデルになる子どもたちが自ら衣装をデザイン。自由な発想がより魅力的な衣装を生み出します。
③子どもにぴったりなサイズの衣装にするため、採寸もきちんと行います。デザインもサイズも、まさに「世界で1つだけの衣装」です。
④全国のボランティアの方が、キフコレから提供されたウエディングレスを子どもたちがデザインした衣装にアレンジ。デザインが形になると、子どもたちは驚きと笑顔を見せてくれます。
⑤衣装をフィッティングしたら、いざランウェイへ。自分がデザインした衣装に袖を通すそのときは、夢が叶う瞬間と言えるでしょう。
ウエディングドレスの他にも、ショーに出演した子どもたちの様子を紹介します。
ランウェイを歩く子どもたちは、いつも自身に満ち溢れた姿を見せてくれます。
大切な想い出、寄付という選択肢も
大切な想い出が込められたものは、いくら使わなくても簡単に捨てるという決断はできませんよね。そんなときこそ、キフコレに寄付という選択肢を考えてみてください。
キフコレは寄付いただいた品物を次の誰かのもとで活躍できるよう、リユース・リサイクルを行っています。さらに、キフコレは利用される度に、以下の4つの社会貢献につながることが特徴です。
- 不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援
- 送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付
- 途上国の雇用創出・自立支援
- 国内障がい者の雇用促進・就労支援
もし、キフコレのご利用を検討されている方がいらっしゃれば、ぜひ以下もご確認ください。
キフコレに寄付できるモノは以下から確認できます。
寄付できるモノ
また、キフコレの仕組みや4つの社会貢献について、詳しく知りたい方は以下をご確認ください。
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さっそくキフコレに不用品を寄付したいと思った方は、以下から送り方のご確認をお願いします。
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