急須を処分したい!正しい捨て方から魅力と歴史をご紹介
お茶を楽しむとき活躍する急須は、そのデザインによって雰囲気も演出してくれる、味わい深さがあります。しかし、何らかのタイミングで処分を考えることもあるはずです。
そんなとき、急須はどのような手段で処分されるべきなのでしょうか。正しい捨て方と、急須を処分することで社会貢献につながる方法をご紹介します。
急須の捨て方は?正しい処分方法
急須の処分はいくつかの方法が考えられます。ご自身の状況に合った適切な方法を検討してみてください。
自治体による回収
家庭から出た不用品を処分するとき、多くはごみとして自治体に回収してもらうことでしょう。自治体に回収してもらう場合は、正しく分別する必要がありますが、急須は燃えないごみに分類されることがほとんどです。急須は陶器だけでなく、耐熱ガラスや鉄といった素材が使われている場合もありますが、それらも多くは燃えないごみとして分類されます。
もし、割れてしまった急須を処分する場合は、回収してくれる作業者が怪我をすることのないよう、新聞紙や厚紙などで包み、ガムテープで止めてから「ガラス」「キケン」と表記して出してください。
買取サービス
まだ利用できる急須が不用になってしまった場合、処分する前に「もったいない」と思うこともあるはずです。そんなときは買取サービスの利用を試してみてください。
買取サービスは、リサイクルショップだけでなく、昨今ではフリマアプリやオークションサイトといったインターネットを利用したものもあります。ただし、リサイクルショップが近所にない場合、フリマアプリやオークションサイトで出品から配送といった手間が煩わしいと感じることもあるでしょう。特に急須はワレモノであるため、他の品物よりも注意が必要になり、手間が増えてしまうと考えられます。
時間や労力に余裕があれば、ぜひ買取サービスの利用を試してみてください。
不用品回収サービス
引っ越しの準備や大掃除の途中に、急須を含めた不用品がたくさん出た。そんなとき、不用品回収サービスが大変役立ちます。不用品回収サービスは一度に多くの不用品を回収し、その後はリユースやリサイクルに役立てるという、環境に配慮されたものです。費用こそかかってしまいますが、時間がないとき、労力をかけたくないときは便利なサービスであるため、状況によって利用してみてください。
知人に譲る・寄付
急須をごみにしたくないけれど、買取サービスの利用が難しい、ということもあるかもしれません。そんなときは、急須を必要としている身近な人に譲ってみる、という手段もあります。
もし、そのような知人が近くにいないようでしたら、寄付という手段も視野に入れてみてください。寄付を募るサービスは数多く、インターネットで探してみるだけでも、すぐに見つかります。取り組んでいる支援内容もサービスによって変わりますので、比較して興味があるものを選んでみましょう。
捨てる前に知りたい!急須の魅力と歴史
急須を処分してしまう前に、もう一度その魅力について考えてみましょう。
急須の原型は中国で発明され、アジアでは古くから使われていたと考えられています。江戸時代、湯沸かし器として伝来された急須は、急火焼(きびしょう)と呼ばれていましたが、庶民の間でお茶を淹れる道具として転用され、現代の様式までつながります。
お茶を淹れる道具は世界中にありますが、日本で使われる急須は少し特殊だという話をご存じでしょうか。実はヨーロッパや中国で使われるものは、後ろに持ち手が付く「後手」で、日本の急須のように注ぎ口に対して持ち手が横に付いている「横手急須」は珍しいと言われているのです。丸みを帯びたフォルムデザインも外国では珍しく、胴体から伸びる注ぎ口から、お茶を垂らさずに切れ良く淹れられるというメリットも急須の特徴と言えます。
そう考えると急須は非常に趣深いものに感じられないでしょうか。もし、手離すことをお考えでしたら、その前に一度急須を使ってみて、味わいを再確認してみてもいいかもしれません。
急須を処分して社会貢献しよう
それでも、何らかの事情があって急須を処分するということもあるはずです。そんなときは、キフコレをご利用ください。
キフコレはさまざまな不用品の寄付を募るサービスです。集まった不用品はリユース・リサイクルによって役立てられるだけでなく、4つの社会貢献につながります。4つの社会貢献とは、売上の一部で購入した水浄化剤を途上国に寄付、途上国の自立支援、障がい者の雇用創出、環境保全です。
急須だけでなく、不用品を手軽に処分したくても「捨てることはもったいない」と感じたら、ぜひキフコレをご利用ください。