“捨てる勇気”を持てる3つのマインド!思考の癖を直す具体策

あなたが捨てる勇気を持てないのは、なぜだと思いますか?捨てる際に無意識に現れる“思考の癖”が原因かもしれません。

思考の癖とは、思い込みのこと。本当は捨ててよいはずのものも、これまでの人生で染み付いた思い込みが、捨てさせてくれないのです。

今回の記事では、この思考の癖をほどくために必要な3つのマインドをご紹介します。マインドを切り替えれば、ものへの執着が消え、気持ちよく手放せるかもしれません。

捨てる勇気が出ない!その理由とは?

捨てる勇気が出ない理由は、“思考の癖”に囚われているからかもしれません。まずは、あなたの頭に浮かぶ、思考の正体について知りましょう。

思い出の品物だと考えてしまう

次のような思い出の品物を捨てづらい理由は、「思い出」や「人の想い」が頭をよぎるためです。

  • 家族や友人にもらったもの
  • 結婚式や卒業式の記念品
  • 旅行やイベントの品
  • 手紙や年賀状
  • 子供の成長記録

人からもらったものは、自分のために贈ってくれたのだと考えると、申し訳ない気持ちになり捨てづらくなります。

また、イベントの記念品は、同じものを購入することができません。捨てて後悔しないか不安になり、捨てられない場合もあるでしょう。

写真や手紙は見ると元気になったり、懐かしんだりできるものです。思い出がたくさん詰まっているため、簡単に捨てる勇気が持てない人も多いでしょう。

「また使うかも」と思ってしまう

今は使っていないものも「また使うかも」と思い、捨てられない人が多いのではないでしょうか。一見、エコな考え方に思えますが、決断を先延ばししている可能性があります。

すぐに修理しようと思えない、他に使う用途がすぐに思いつかないものは、今後使わない可能性が高いものです。しかし、その事実に向き合おうとせず、未来の自分に決断を委ねてしまうと、捨てないことを肯定できる「また使うかも」という決断をしてしまいます。

捨てることに罪悪感を抱いてしまう

高価なものや子どもの作品などは、お金や思い出を捨ててしまうように感じ、罪悪感を抱いてしまいやすいものです。また、まだ使えるものを捨てようとすると、「もったいない」という感情を抱く人も多いでしょう。戦後、貧しい生活を強いられた家族の元で育った人は、特にその感情が強いかもしれません。

「もったいない」は物を大事にする気持ちからくる思考のため、決して悪いことではありません。しかし、「もったいない」という言葉には、本来「ものの価値をなくしてしまうことが惜しい」という意味があります。使えるものを使わずにいる状態は、本来の価値を失わせていることになるため、同じく「もったいない」ことなのです。

捨てる勇気を持つ方法!必要な3つのマインド

「罪悪感をもたないようにしよう」「迷わず捨てよう」という思考を強要すると、捨てることが苦痛になってしまいます。捨てる勇気を持つためには、前向きなマインドを持つことが大切です。ここでは、必要な3つのマインドについて学んでいきましょう。

思い出よりも今とこれから

見ると心が元気になる写真や手紙などは、残しておきたい思い出です。しかし、見返すこともなく残している写真や手紙、チケットの半券やパンフレットなどは、なんとなく捨てられないだけの思い出かもしれません。

思い出の品は見返したいものだけに厳選したり、残し方を工夫したりすると、捨てる勇気を持ちやすくなります。なんとなく捨てられないだけの思い出に縛られず、今やこれから起きる出来事を大切にしましょう。

思い出のものを手放す具体的なコツについては、以下の関連記事で紹介していますので、参考にしてください。

・関連記事

思い出のものを捨てられない!後悔なく片付けるための手放し術

自分にとって理想の部屋を考える

あなたにとって、理想の部屋とはどんな部屋ですか?まずは想像してみましょう。

不用なものに支配され、お気に入りのものがすぐに見つからないような部屋は、誰でも居心地が悪く感じるのではないでしょうか。一方で、お気に入りのものに囲まれた部屋に帰れば、元気が出たり、心からリラックスできたりするはずです。

ものを捨てる勇気が持てないときは、「自分が心地よく生活する部屋をつくるために、必要なものか」という点を考えてみてください。必要ない場合は、あなたの理想的な部屋作りを邪魔している可能性が高いので、手放す決断をしましょう。

まずは行動!片付けのメリットを体感

捨てる勇気が持てない人は、片付けのメリットを体感できていない可能性があります。不用なものを捨て、片付けると、気持ちがスッキリするだけでなく「決断力」が身に付くメリットがあるのです。

何を捨てて、何を残すかを決めるためには、決断力が重要になります。片付けの過程で小さな決断を繰り返せば、片付け以外のシチュエーションでも決断がしやすくなるのです。

「たかが片付けで…」と思われる場合は、まずは行動してみてください。複数の選択肢の中から1つに絞れるようになったり、自分なりの判断基準を信じられるようになったり、先延ばし癖がなくなったりと、臨機応変にすばやく判断ができるようになるかもしれません。

捨てる決断をするコツについては、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

・関連記事

捨てられない気持ちとお別れ!決断力をUPさせる6つのコツ

捨てる勇気は不要?寄付という選択も

「どうしても捨てる勇気がもてない」
「使えるものを捨てるのは気が引ける」

そのように感じてしまう場合は、無理に捨てようとしなくても大丈夫です。
不用品を社会貢献につなげる「キフコレ」を利用すれば、「もったいない」という気持ちを大切にしながら、ものを手放せるようになります。

キフコレはご自宅で梱包し配送するだけで1点から気軽に寄付できるサービスです。配送前に事前に申し込む必要がないため、お好きなタイミングでお送り頂けます。

お送りいただいた不用品はリユース・リサイクルに役立てられることもあるため、その過程で以下の4つの社会貢献につながるメリットがあります。

  • 不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援
  • 送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付
  • 途上国の雇用創出・自立支援
  • 国内障がい者の雇用促進・就労支援

キフコレでは、家電や趣味用品・衣類・食器・ぬいぐるみなど、リサイクル・リユースが可能な幅広い不用品の寄付を受け付けています。

「こんなものでも寄付できるの?」そのような疑問が浮かんだ場合は、こちらから寄付が可能な品目をご確認いただけます。

“捨てる勇気”を持てない場合は、キフコレを通じ、ものを気持ちよく手放しませんか。気持ちよく手放せるサイクルを作り、理想的な部屋作りを目指しましょう。

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