年末の大掃除をスムーズに終わらせたい!片付けのコツをご紹介

年末と言えば、大掃除に苦戦する人は少なくないはずです。どうにかスムーズに終わらせたいところですが……効率よく進めるコツはあるのでしょうか。

年末の大掃除を効率よく進めるためのコツを確認してみましょう。また、年末の大掃除で出た不用品を無駄にすることなく片付ける方法もご紹介します。

大掃除を効率よく進めるコツは?開始前も重要!

大掃除を効率よく進めるには、事前にいくつかのポイントに注意することが鍵になります。大掃除の前に意識すべき点を確認してみましょう。

スケジュールと段取り

まずは、大掃除を始める前に計画を立てることが大切です。計画を立てず闇雲に掃除を進めると、二度手間を生み、効率が悪くなってしまいます。何を優先して、何を同時進行できるのか確認しましょう。

例えば、キッチン回りの油汚れや浴室のカビは、洗剤をなじませることで、効率的に落とせるため、数十分放置できます。その放置している時間に、別の場所を掃除が可能です。このように掃除の計画を立てれば、無駄な時間を省き、効率よく進められます。

完璧を求めない

年末の大掃除となると「1年の汚れをすべて落とそう!」というモチベーションで挑むかもしれません。しかし、キッチンやトイレ、浴室、リビングと家全体を掃除するとなると、大変な時間が必要となります。

それでも、細かい汚れまで気になって、集中してしまうと、いつになっても大掃除は終わりません。大晦日や新年に変な罪悪感を持って憂鬱に過ごしてしまうよりは、完璧を求めずある程度で終わらせることを意識してください。

ものを捨てるルールを決めておく

大掃除を始めると、使っていないものがいくつも出てきて、捨てるべきか悩んでしまうこともあるはずです。そうすると、いつまで経っても大掃除が進みません。半年以上は使用していないものは捨てる、など不用品として処分するルールを決めておけば、このような事態に陥ることもありません。大掃除を開始するために、ぜひルールを決めておきましょう。

効率よく大掃除を進めるために優先したい場所とは

大掃除を達成するためにも、優先すべき場所を決めておくと、終わった後の満足度が変わってきます。できるだけ優先して大掃除を済ませておきたい場所をご紹介します。

キッチン

キッチンは、コンロや換気扇に頑固な油汚れが目立っているので、優先的に掃除した場所だと言えます。この油汚れは、洗剤を混ぜたぬるま湯につけておくことで、落ちやすくなります。油汚れをつけておく間に、冷蔵庫や電子レンジといったキッチンの家電も掃除できるため、効率よく進められるはずです。

お風呂

お風呂もキッチンと同じで優先して掃除したい場所です。お風呂は湿った環境であることから、カビが繁殖しやすくなります。

ゴムパッキンを始めとする、カビがひどいところに漂白剤をかけて、椅子や桶も洗剤を混ぜたぬるま湯につけておきましょう。その間に、鏡や壁といった場所の拭き掃除を始めれば、効率よく大掃除が進みます。

洗面所

洗面所の掃除は、浴室に比べるとそれほど大変ではない、と言えるかもしれません。洗面台やシンク、鏡の水垢が主に落としたい汚れではありますが、もし簡単に綺麗にならない場合は、クエン酸水の利用がおすすめです。水が出てくる蛇口部分は、カビの温床になりやすいため、重曹を混ぜたぬるま湯にクエン酸をつければ、汚れが落ちやすくなります。

トイレ

毎日使うトイレは、汚れが目立つ場所の代表と言えるかもしれません。ただ、スペースが広いわけではないため、比較的スムーズに掃除を終えられます。床と壁をしっかりと綺麗にして、もし便器に尿石があったら酸性洗剤を活用しましょう。

リビング

家族全員が長い時間を過ごすリビング。そのため、リビングでは皮脂や食べカスといった汚れが残っています。そんなリビングは、大掃除でも集中的に綺麗にしたいと考えるかもしれません。

しかし、リビングは頻繁に掃除されている場所なので、意外に手間はないと言えます。いつもより少し力を入れて掃除をする程度に考えましょう。

玄関

玄関は頻繁には掃除することはないかもしれませんが、来客があれば必ず目に入る場所です。そのため、大掃除のときはしっかりと掃除しておきたいところです。下駄箱の掃除やタイルの拭き掃除も力を入れてみましょう。他にもインターホンやポスト、扉、表札といったところも忘れずに掃除してみてください。

大掃除を効率よく進める便利なアイテム

大掃除を進める上で、落ちにくい汚れに苦戦することがあるはずです。そんなとき活躍するアイテムがいくつか存在しますので、ご紹介します。どれも100円均一のお店で手に入るモノばかりなので、ぜひ準備を検討してみてください。

重曹

掃除で困ったとき、大活躍するアイテムとして有名なアイテムが重曹です。重曹は、お湯に溶かして使えば、油汚れを落としてくれます。焦げを落とす、排水溝のぬめりにも強い側面があるので、困ったときは試してみましょう。

クエン酸

水垢や石鹸カス、アンモニア臭、タバコの臭いといったアルカリ性の汚れや臭いに強いアイテムがクエン酸です。トイレや浴室、洗面台の掃除にぜひ使いたいところですね。ただ、塩素系漂白剤と混ざると有毒なガスが発生するため、使用時は注意してください。

セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダは溶けやすい性質があるため、スプレー洗剤として利用できます。キッチン回りの油汚れ、衣類の染み抜きに利用するだけでなく、消臭スプレーとしても活躍します。玄関タイルの黒ずみにも効果的なため、ぜひ試してみてください。

メラミンスポンジ

メラミンスポンジは洗剤を使わずとも、水だけで汚れを落とす特性があります。硬いメラミン樹脂製であることから、このような効果があります。しつこい汚れは、洗剤と組み合わせても使えるという点も嬉しいところです。

不織布

通気性や吸水性に優れた不織布。汚れの拭き取りに向いていて、価格も手ごろなため、さまざまな点で活躍します。特にキッチンや洗面所などで有効活用されるでしょう。

大掃除で出た不用品は処分せず寄付してみよう

大掃除を頑張れば、処分に困る不用品がいくつも出てくるはずです。しかし、そんな不用品をただ処分してしまうことは「もったいない」と感じてしまいますよね。どうせなら、何かに役立たせたいところですが、そんなときは寄付という選択肢もあります。

もし寄付してみよう、と思ったら、ぜひ「キフコレ」をお試しください。不用品をキフコレに寄付いただくと、リサイクルやリユースに役立てられます。さらに、途上国に水浄化剤を寄付する、障がい者の雇用創出など、いくつもの社会貢献につながります。

不用品を処分することはもったいない。不用品を何かに役立てたい。社会に何かしらの貢献をしたい。そんなときは、ぜひ「キフコレ」まで不用品の寄付をよろしくお願いします。

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