寄付する人の目的や理由はなに?7つの動機を解説

自分の周りに寄付を続けている人がいたり、高額寄付のニュースを見かけたりすると「 なぜ人は寄付をするのだろう?」と不思議に感じることはありませんか。実際に、寄付には金銭的なメリットが期待できないにも関わらず、寄付する人数や金額は年々増加しています。

そこで今回は寄付する人の目的や理由をご紹介!寄付経験のある方も、自身の価値観と照らし合わせて読むことで、新たな動機が見えてくるかもしれません。

寄付する理由や目的とは?7つの動機をご紹介

寄付の理由や目的は人それぞれ。ここでは、代表的な7つの動機をご紹介します。

社会貢献のために寄付する

2023年9月に内閣府が行った調査(※)では、寄付経験者の半数以上(53.8%)が「社会の役に立ちたいと思ったから」寄付をしたと答えています。自分の暮らす社会をよりよくしたい・子や孫の世代に豊かな社会を残したいなどの思いが、寄付の動機につながっているのです。

※参考資料:内閣府 NPO 寄付理由

多くの人々が社会貢献に興味を持つようになった背景には、SDGs(持続可能な開発目標)への関心が高まってきたことが挙げられます。2030年に向けて世界中の組織・企業でSDGsへの取り組みが進むなか、日本でも教育・気候変動・貧困や飢餓・不平等などの問題を解決するために活動する人々が増えてきました。寄付はそれらの人々が社会貢献を行うための手段の1つとなっています。

団体やプロジェクトを支援するために寄付する

特定の団体やプロジェクトを応援したいという気持ちから寄付を行う人もいます。例えば子どもの頃に家庭問題に苦しんだことから児童保護団体に寄付を行ったり、社会復帰に悩んだことから復職プロジェクトを応援しようと思ったりなど。自身の辛い経験から、同じ苦労をしている人々を助けたいという気持ちが寄付の理由につながります。

また、自身が所属する団体(学校や会社・町内会など)が支援する特定団体に、コミュニティの一員として参加したり、家族や友人など近しい関係の人に同調する形で参加したりするケースもあります。

恩返しや感謝を表現するため寄付する

感謝の気持ちを表現するために寄付を行なうこともあります。例えば過去に自分や家族が支援を受けた団体に恩返しのために寄付をしたり、お世話になった地元や幼少期によく遊んだ施設に寄付を行なったりなど。自分がかつて受けた恩恵に感謝し、その団体のために今度は自分が何かをしたいという気持ちが寄付動機となるのです。

また、人の命を救うために活動している医療従事者や災害支援団体などに感謝の気持ちを伝えるために寄付を行なっている人もいます。

助け合いの気持ちから寄付する

「お互いに助け合うことが大切だ」という個人の信念や倫理観が寄付動機につながることもあります。これらの人々にとっては困っている人を支援することはごく自然なことであり、このような感覚は幼少期からの教育や対人関係により育まれます。また、宗教的・文化的な背景が大きく影響しているとも言われています。

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災害地や医療機関を支援するために寄付する

震災や豪雨などの自然災害が多い日本では、被災地支援も大きな寄付動機の1つとなっています。ニュースやSNSによって被災地の惨状や緊急支援の必要性を痛感し、多くの人々が寄付行動を起こすためです。また、大きな災害が起こると芸能人や著名人が寄付を呼びかけたり、身近な場所(コンビニやスーパーなど)に募金箱が設置されたりなど寄付を行いやすい環境が作られることも寄付をするきっかけにつながります。

また自然災害では、被災者の生活支援だけでなく、人々の命を助ける医療機関やボランティアの活動を支援することも大切です。不眠不休で働く医療従事者や救助者の存在を知り、それらの団体に寄付を行う人も多くいます。

お金に余裕があるため寄付する

寄付者のなかには、お金に余裕があるから寄付をするという方もいます。例えば宝くじに高額当選したり遺産が多く残ったりなど自分では使い切れないお金があるとき、余らせても仕方ないと考えて寄付をするケースです。

また富裕層の場合は、資産がある一定金額を超えると、それ以上増えても生活水準はあまり変わらなくなります。その結果、物質的な追求よりも精神的な成長や自己実現に価値を見いだすようになり、人のためにお金を使うことに喜びや幸せを感じて寄付を行うこともあるようです。

節税のために寄付する

寄付者のなかには、節税目的で寄付を行う方もいます。個人が国や地方公共団体・社会福祉法人・国が認めた認定NPOなどに寄付することで、寄付者自身が所得税・法人税・相続税・一部の自治体の個人住民税について税制上の優遇措置を受けることができるためです。

例えばふるさと納税も寄付金の控除を利用した制度の1つです。返礼品を受け取りつつ応援したい自治体に寄付ができ、さらに節税にもなることから寄付者は年々増加しています。

ただし寄付金の控除を受けるためには、以下のような条件があります。

  • 寄付先が控除対象であること
  • 寄付金額が控除対象の上限内であること
  • 必要書類を用意すること
  • 確定申告を行なうこと

控除額や申請方法は制度により異なるため注意が必要です。

片付けが寄付の理由になることも

今回は代表的な寄付動機をご紹介しましたが、意外な行為が寄付の理由になることもあります。それは、引っ越しや大掃除・断捨離・遺品整理などで部屋を片付けたとき。不用品を処分したいと思ったことが、寄付の動機につながるのです。

なぜかというと、「キフコレ」を利用すれば家のなかの不用品が寄付品となり、さらに社会貢献につなげられるから!そこでここからは、不用品の寄付を募るサービス「キフコレ」について簡単にご紹介させていただきます。

キフコレでは、いただいた寄付品を主に途上国で修理・販売することで、途上国での物資不足や雇用創出に貢献しています。また、寄付品を販売することで得た売上を利用して、途上国に水浄化剤を寄付しています。

キフコレに不用品を送ると1000L

そのためキフコレを利用すれば、家にある不用品を寄付するだけで次のような4つの社会貢献ができるのです。

不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援、送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付、途上国の雇用創出・自立支援、国内障がい者の雇用促進、就労支援

キフコレの利用法はとても簡単です。

【キフコレの利用方法はこちら】

不用品の送り方はカンタン

不用品を段ボールに詰めて、宅配業者各社の営業所やコンビニなどからキフコレ事務局宛てに送るだけ。送料のみの負担でそのほかに費用は一切かかりません。

※寄付できるものについてはこちらからご確認ください。

申し込み不要
寄付品の分別不要
専用キット不要
(種類に関係なく段ボールにつめるだけ)

廃棄代不要
(利用料金は送料のみ)

全国対応
で利用できるため、好きなときに・手軽に・誰でも利用することができます

あなたの不用品が誰かに使われ、さらに社会貢献ができるおすすめのサービス「キフコレ」。この記事を読んで、少しでも寄付に興味を持った方はぜひ一度キフコレの利用をご検討ください。

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