【大掃除で必要なもの一覧】掃除道具や洗剤を揃えて効率的に

なるべく時間をかけずに、効率的に大掃除を進めるためには事前準備が必要です。この記事では、「大掃除で必要なもの」と「掃除方法」を掃除場所別に一覧化しました。キッチン・お風呂・トイレ・洗濯機・洗面所・リビングの大掃除に足りないものをすぐに準備して、年末に向けて少しずつ大掃除を始めましょう!

【場所別】大掃除に必要な掃除道具は?

キッチン・お風呂・トイレ・洗濯機・洗面所・リビングの大掃除に必要なものを一覧にまとめました。水アカや油汚れ、ぬめりの取り方についてもお伝えしていますので、大掃除の参考にご覧ください。

大掃除に必要な基本的な掃除道具

どの場所にも必要な基本的な掃除道具は次の9つです。

  • ゴム手袋
  • 雑巾(ボロ布でも可)
  • バケツ
  • スポンジ
  • 歯ブラシ
  • ほこり取用のハンディモップ
  • ごみ袋
  • マスク
  • 掃除機

キッチンに必要な掃除道具

キッチンでは基本の掃除道具に加えて、次のような汚れの種類別に合った洗剤を用意すると便利です。

  • ゴム手袋
  • 歯ブラシ
  • スポンジ
  • 雑巾
  • 重曹
  • クエン酸
  • 中性洗剤

キッチンの汚れの種類別に、大掃除の方法を見ていきましょう。

ガスコンロ・五徳・換気扇の油汚れ

重曹を溶かしたぬるま湯(水100mlあたり小さじ1杯 )に五徳や換気扇のファンを1~2時間浸け置きすると効果的です。その後、スポンジで擦れば油汚れが落ちやすくなります。

換気扇本体やガスコンロの油汚れには重曹と水を2:1の比率で混ぜた重曹ペーストを塗り、上からキッチンペーパーを貼り付けておきます。30分~60分間待てば汚れが浮きやすくなるので、キッチンペーパーを剥して雑巾で拭き取りましょう。

シンクの水アカ

水アカはクエン酸を溶かした水(水100mlあたり大さじ1/2杯 )をスプレーして1時間置き、スポンジで擦れば取り除けます。それでも落ちない水アカは、キッチンペーパーに浸み込ませたクエン酸水を水アカ部分に貼り付けておきましょう。1時間後にスポンジで擦れば頑固な水アカも落とせます。

排水口のぬめり

まずは排水口をごみ受けとフタに分け、歯ブラシを使って中性洗剤で汚れを落とします。その後、ごみ受け・フタ・排水口全体にたっぷりと重曹を振りかけ、泡が立つまでクエン酸を溶かしたぬるま湯(水100mlあたり大さじ1杯 )をかけます。30分置いた後、ぬるま湯で流しながら歯ブラシで擦れば、ぬめりを落とせます。

五徳の焦げ

重曹(水100mlあたり小さじ1杯 )を入れた鍋に五徳を入れて10分ほど煮込み、焦げを柔らかくしましょう。五徳が冷めた後、スポンジや歯ブラシで擦れば焦げが落ちやすくなります。

お風呂に必要な掃除道具

お風呂に必要な掃除用具は次の7つです。

  • ゴム手袋
  • 歯ブラシ
  • スポンジ
  • 重曹
  • クエン酸
  • 塩素系カビ取り剤
  • 雑巾

浴槽とお風呂グッズの皮脂汚れ

浴槽の残り湯(温かい状態)に重曹1カップを入れて溶かし 、椅子や洗面器などを入れて一晩浸け置きすると、浴槽とお風呂用品を一度に綺麗にできます。浸け置き後はシャワーで流すかスポンジで擦れば、汚れを落とせます。

天井・床・壁・蛇口・鏡の水アカ

これらの場所の水アカは、キッチンのシンク掃除と同様にクエン酸を溶かした水(水100mlあたり大さじ1/2杯 )をスプレーして、スポンジや歯ブラシで擦り落とします。頑固な汚れは、クエン酸水を溶かしたキッチンペーパーを貼り付けて1時間ほどおいてから拭き取りましょう。

黒カビ汚れ

カビの生えている箇所の水を拭き取って乾かし、塩素系カビ取り剤をカビに吹きかけます。そこにキッチンペーパーを貼り付け、さらに上から塩素系カビ取り剤をスプレーすればカビに薬剤を密着させられるので効果的です。30分ほど置いたら、歯ブラシやスポンジで擦ってシャワーで流しましょう。

排水口の汚れ

キッチンの排水口と同様に、重曹とクエン酸水でぬめりをとることができます。

トイレに必要な掃除道具

トイレの大掃除に必要な掃除道具は次の9つです。

  • ゴム手袋
  • トイレブラシ
  • ハンディモップ
  • スポンジ
  • トイレ掃除シート
  • 歯ブラシ
  • トイレ用の酸性洗剤
  • トイレ用の中性洗剤
  • 雑巾

天井・換気扇・壁・床の汚れ

ハンディモップでホコリを落としてから、トイレ掃除シートで汚れを拭き取りましょう。

便器の汚れ

トイレ用洗剤には中性・酸性・アルカリ性のタイプがあります。普段の掃除にはどの場所にも使いやすい中性洗剤を使用しますが、大掃除では尿石による頑固な汚れを落とすために酸性洗剤を使います。酸性洗剤を尿石で黄色く汚れた部分にかけ、トイレブラシや歯ブラシで擦り洗いをします。黒カビや黒ずみには、アルカリ性洗剤を使うと効果的です。

便座・便器の外側・タンクの外側の汚れ

便座やタンクの外側、便器の側面はトイレ掃除シートで汚れを拭き取ります。また、ウォシュレットはノズルを出して、トイレ掃除シートで拭き取りましょう。汚れが詰まっている箇所は歯ブラシを使ってかき出します。

タンクの中とフタの汚れ

中性洗剤を浸み込ませたスポンジで擦り洗いをします。フタは取り外してお風呂や洗面所で洗い、水で流してから戻しましょう。タンク内は部品を壊さないように洗剤でやさしく洗い、最後に洗浄レバーを回して水で洗い流します。

洗濯機に必要な掃除道具

洗濯機の大掃除に必要な掃除道具は次の3つです。

  • 歯ブラシ
  • 洗濯槽クリーナー
  • 食器用中性洗剤

洗濯槽の汚れ

糸くずフィルターを取り外してから、洗濯槽へ洗濯槽クリーナーとたっぷりのお湯を入れます。あとは洗濯スタートボタンを押し、通常コース(洗い・すすぎ・脱水)で運転すれば完了です。重曹や酸素系漂白剤も効果的ですが、これらを使えない洗濯機もあるので、塩素系の洗濯槽クリーナーを使うことをおすすめします。

洗剤投入口・糸くずフィルターの汚れ

各パーツを洗濯機から取り外し、ごみを取り除いてから40℃~50℃のお湯で汚れをふやかします。中性洗剤を歯ブラシにしみこませて擦り洗いをしましょう。

洗面所に必要な掃除道具

洗面所の大掃除に必要な掃除道具は次の7つです。

  • ゴム手袋
  • 歯ブラシ
  • スポンジ
  • 重曹
  • クエン酸
  • 塩素系カビ取り剤
  • 雑巾

洗面所はお風呂掃除と同様の道具で掃除できます。洗面台や歯ブラシスタンドなどに付いた皮脂汚れは重曹、蛇口や鏡の水アカはクエン酸水、排水口は重曹+クエン酸で落とすことができます。

リビングに必要な掃除道具

リビングの大掃除に必要なものは次の5つです。

  • ハンディモップ
  • リビング用掃除シート
  • 雑巾
  • 掃除機
  • マスク

エアコンの上部や吹き出し口、家具・照明・天井・壁は、ハンディモップやハンディー掃除機でホコリを取り除いてから、掃除シートで汚れを拭き取れば素早く掃除ができます。

上部のホコリを落としたら、床やソファなどの低い位置の掃除をします。ソファのカバーを洗濯したり、掃除機でホコリを吸い取ったりしましょう。最後に床のホコリを掃除機で吸い取り、掃除シートや雑巾で拭き掃除をすれば完了です。

大掃除に役立つ意外なもの

巷には便利な掃除グッズがたくさんありますが、ものが増えると収納場所に困る場合もあります。普段から使っているもので、意外に大掃除で役立つものをご紹介します。

冷蔵庫やテレビ台の下にはストッキングを

針金ハンガーにストッキングを被せるだけで、狭い隙間のホコリを吸着する掃除グッズができます。使う前にストッキングの部分を手で擦れば静電気が発生。冷蔵庫やテレビ台の下に入れればホコリが吸い寄せられ効率的に取り除けます。

ストッキングは汚れ落としにも

クエン酸水でふやかした水アカを、ストッキングで擦ればピカピカに。ストッキングは自由自在に変形するので蛇口の付け根の隙間にも入り込みやすく、汚れ落としに活躍します。

サッシやドアのレールには歯ブラシと楊枝

サッシやお風呂のドアのレール部分は狭くて指が入りづらいので、歯ブラシと楊枝を使いましょう。汚れをかき出しやすくなります。ぬるま湯で汚れを柔らかくしてから歯ブラシと楊枝でサッシを軽く擦り、シャワーやペットボトルに入れたお湯をレールに流せば簡単に汚れを落とせます。

最後にカビを防止するためにレールの水を拭き取りましょう。歯ブラシの柄にボロ布を巻き付けてゴムで止めたものを使えば拭き取りやすくなります。

効率的に大掃除を進めるなら不用品の処分から始めよう

本記事でご紹介した大掃除前に必要なものを揃えておけば、効率的に大掃除を進められます。しかし、家がものであふれている状態では、ものをどかしながら掃除しなくてはならないため大幅に効率が下がってしまいます。大掃除の前に不用品を処分して、掃除の効率を上げながら家をスッキリさせましょう。

  • 使っていないストーブやテーブルなどの家電・家具
  • タンスに入りきらずに床に積んでいる衣類
  • 処分するタイミングを失った子どものおもちゃ

このような不用品の処分でお困りの場合は、キフコレに寄付してみませんか。

キフコレはご自宅で梱包し配送するだけで1点から気軽に寄付できるサービスです。郵送前に事前に申し込む必要がないため、好きなタイミングでお送りいただけます。

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