共働きの夫婦は家事をどうしてる?分担方法と負担軽減のコツ
夫婦共働きの世帯が増加している今、男女共同参画が進み家事分担への意識も大きく変わってきています。とはいえ、実際はまだまだ女性側の家事負担が大きくなる傾向に、疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
ライフスタイルや働き方の変化に伴い、家事の分担について見直す必要があるとわかっていながらも、現状を変えることが難しいと感じている人もいるはずです。
また、家事分担に対しての考え方も夫婦によってさまざまで、単に「夫婦で家事を分担する」と言っても解決すべき課題は多くあります。今回は、夫婦共働き世帯における家事分担の現状や、実際に家事分担をおこなう際のコツを紹介します。夫婦・家族がより円満に生活するためのヒントになれば幸いです。
夫婦共働きは増加傾向!家事分担どうしてる?
夫婦共働き世帯が増え、ライフスタイルや働き方も変化していますが、依然として家事への負担は女性側に偏っているのが現状と言えるでしょう。
「男女共同参画白書 令和5年度版」によると、妻の家事分担割合の推移は、2006年で専業主婦が90%、共働き世帯で85.5%。2021年では専業主婦84%、共働き世帯で77.4%と減少傾向にあるものの、女性側の家事負担率は男性よりも高いままであることがわかります。
このような背景には、特に夫婦の年齢が高い世代においては、「昭和モデル」いわゆるサラリーマンの夫と専業主婦から成る固定的な性別役割分担が根付いていることが理由に挙げられます。
しかし近年では、夫婦の年齢が若いほど家事分担への意識が高まっている傾向が見られます。これからの時代を担っていく若い世代が、新しい働き方やライフスタイルを実現する社会を作ることが、今後の男女共同参画社会を形成していく上でとても重要になるでしょう。
共働きにおける家事分担のコツとは
共働き世帯において、夫婦が良好な関係を築きながら家事を分担するにはどのようにしたら良いのでしょう。家事・育児・仕事を両立するための3つのポイントを紹介します。
お互いの得意不得意を把握する
お互いに得意不得意を伝えることは大切です。料理が得意・作ることが好きな方が食事の用意を担当したり、掃除が苦手であれば代わりに洗濯や洗い物を担当したり、得意分野を活かせばストレスも少ないですよね。
それぞれの得意を活かすことで効率的に家事を進めることができます。
家事を細分化して担当を話し合う
家事には料理・掃除・洗濯・買い出しなど、やるべきことは多岐に渡ります。1つの作業を細分化してそれぞれ担当するのも1つの方法です。
たとえば、料理であれば調理をする・洗い物をする・洗った食器を片付ける、というように作業を分けて担当すれば、全ての工程を一人で行うよりも負担が少なく済むでしょう。
強い口調の文句は抑えて感謝を多めに
家事を分担する上で、相手のやり方に不満を抱いてしまうケースはよくあります。しかし、ここで強い口調で文句を言ってしまうとどうでしょう。自分が強い口調で文句を言われてしまったら気分を悪くするはずです。
まずは、家事をしてくれたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。お互いに感謝や労いの言葉をかけ合える関係を築くことも、家事を分担する上で大切な心がけですね。
家事の負担を軽減する方法を検討してみる
共働き夫婦で家事の負担を軽減するには、時短家電の活用、ネットスーパーを利用するなどの方法があります。時短家電や宅配サービスを利用することで、家事に費やしていた時間を子供との時間にあてる、後回しにしていた部屋の片付けをおこなうなど、普段できない家事に時間を費やせることができるのです。
部屋を整える作業は結果的に家事の負担を減らす効果をもたらしてくれるので、毎日部屋を片付けることは心がけたいですね。
部屋が片付かない…。このような悩みの原因の1つに、不要なものと必要なものが混在している場合があります。例えば、使わなくなった子供のおもちゃがそのまま棚に置かれていて片付けるスペースがない、サイズアウトした服が引き出しに入ったまま。この状態では当然、行き場を無くしたもので溢れてしまいますよね。
不要なものを手放すことも家事の負担を減らす方法として有効です。しかし、中にはごみとして出すのは「もったいない…」というものもあるでしょう。
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夫婦共働きで忙しい世帯だからこそ、心地良い暮らしを心がけたいですね。不用品のない整った部屋作りは、日頃の家事の負担も減らしてくれるでしょう。ご家庭で出た不用品はぜひキフコレを活用して心地良い家づくりにお役立てください。