SDGsや社会貢献は広がらない?反対意見やデメリットとは

「社会貢献」という言葉を聞くと、気恥ずかしさや「自分には関係ないこと」と距離を置く方も多いのではないでしょうか。また、「生活に余裕がある人がやるもの」「自分はそこまで手が回らない」と感じる場面もあるかもしれません。

近年は、メディアやSNSを通じて「SDGs」や「社会貢献」という言葉を目にする機会が増えています。一方で、関心が高まっているように見える反面、実践している人はまだ多くないのが現状です。

この記事では、社会貢献が広がりにくい背景や、反対意見が生まれやすい理由を整理しながら、無理なく取り入れやすい「社会貢献との関わり方」について紹介します。「少し気になっているけれど、どう向き合えばいいかわからない」という方も、ぜひ気軽に読んでみてください。

SDGsや社会貢献は広がらない?

世界中で関心が高まりつつあるSDGsや社会貢献ですが、日本においては、まだ「身近なもの」として定着しているとは言い切れません。ここでは、日本において社会貢献が広がりにくいとされる背景や、その理由について解説します。

日本におけるSDGs達成率

国際的なレポートによると、日本のSDGs達成度は一定の評価を受けているものの、分野によってばらつきがあります。「すべての人に健康と福祉を」などは評価が高い一方、「ジェンダー平等」や「気候変動対策」といった分野では課題が残っているとされています。

こうした状況から、国や企業では取り組みが進んでいるものの、「自分にできることはない」と感じている方が多いのかもしれません。社会全体のテーマと、日々の暮らしとの温度差が、行動につながりにくい理由のひとつといえるでしょう。

まずは、大きな目標を意識しすぎず、日常の中で選べる「ちょっといい行動」に目を向けてみることも、無理なく関わる方法のひとつです。

参考記事:朝日新聞「【SDGs達成度ランキング】日本、2025年は世界19位に後退 6目標が最低評価」

社会貢献活動に対する関心度

社会に対して「役に立ちたい」という気持ちを持っている方が多い一方で、行動につなげている方はまだまだ少ないのが現状です。 内閣府の調査によると、2021年の1年間に寄付を経験した人は35.3%にとどまっています。2018年調査時の41.3%から約6ポイント減少しており、社会貢献の輪が広がりにくくなっている様子もうかがえます。

さらに、ボランティア活動を経験した人の割合は17.4%と、寄付よりも低い水準です。多くの人が「誰かの役に立ちたい」という気持ちを持ちながらも、きっかけを見つけられず、一歩を踏み出せずにいるのかもしれません。

無理をせず、自分の生活や価値観を大切にしながら関われる方法を見つけることが、社会貢献を続けるポイントとなるでしょう。

参考記事:内閣府「2022 年度(令和4年度) 市民の社会貢献に関する実態調査報告書」

寄付が浸透しない文化的背景

日本で寄付やボランティアが欧米ほど広がっていない背景には、文化的な価値観の違いも影響していると考えられます。

日本には古くから「徳を積むことは人知れず行うもの」とする考え方があり、善意を表に出すことを控える風潮が根付いてきました。そのため、寄付や支援の行動が「偽善」や「売名行為」と受け取られてしまう場面も少なくありません。

また、「お互いさま」という意識は身近な人間関係の中で発揮されやすく、見知らぬ誰かに向けた支援には距離を置く傾向もあります。こうした文化的背景が、社会貢献をどこか気恥ずかしいものに感じさせている要因の1つといえるでしょう。

一方で、寄付は特別な行動である必要はなく、「自分の気持ちが少し軽くなる」「無理のない形で関わる」選択肢として捉えることもできます。日常の延長線上にある小さな関わり方から考えてみるのも、1つの方法です。

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社会貢献に対する反対意見・デメリットは

社会貢献は前向きな取り組みとして語られることが多い一方で、実際に行動しようとすると不安や迷いが生まれる場面も少なくありません。ここでは、社会貢献に対してよくあげられる企業・個人それぞれの立場で生じやすい反対意見やデメリットを整理します。

企業

企業が社会貢献に取り組む際、大きな課題の1つとなるのがコスト面です。環境に配慮した素材の導入や、労働環境の改善などには一定の費用がかかり、短期的に利益を圧迫する可能性があります。その結果、現場の負担が増えたり、経営判断として慎重にならざるを得なかったりするケースもあるでしょう。

また、取り組みの実態が伴わないまま発信だけが先行すると、「グリーンウォッシュ」と批判されるリスクもあります。こうした指摘を受けると、これまで築いてきた企業イメージや信頼を損ねかねません。

社会貢献はすぐに成果が見えにくく、評価されるまでに時間がかかる点も特徴です。そのため、短期的な成果を重視する考え方や、社内外の理解を得る難しさが壁になることもあるでしょう。

個人

個人が社会貢献を考える際に感じやすいのは、精神的・時間的・経済的な負担です。「自分の生活で精一杯なのに、そこまで余裕がない」と感じるのは自然なことといえるでしょう。

特に、家計や時間に制約がある場合、社会貢献を優先すること自体がハードルになりやすい傾向があります。

また、寄付や支援が本当に役立っているのか分からないという不安もあります。「お金が正しく使われているのだろうか」「信頼できる団体なのか」といった疑問があると、行動に踏み切りにくくなるものです。

さらに、「自己満足ではないか」「周囲にどう見られるか」といった心理的な迷いを抱く人も少なくありません。こうした気持ちは決して特別なものではなく、多くの人が感じている自然な感覚といえるでしょう。

誰でもチャレンジできる社会貢献

社会貢献は、「一部の富裕層や大企業だけができるもの」ではありません。今の生活を大切にしながら関われる形があることを知っておくと、社会貢献へのハードルはぐっと下がるでしょう。ここでは、誰でも気軽に始めやすい代表的な方法を紹介します。

募金

もっとも身近な社会貢献のひとつが「募金」です。駅やお店のレジ横に設置された募金箱のほか、最近ではポイントを使って寄付できる仕組みも広がっています。

お釣りの小銭を少し入れる、使い切れずに残っているポイントを寄付に回すといった行動であれば、家計への負担を抑えながら取り組めるでしょう。金額はわずかでも、多くの人の参加が集まることで、大きな支えにつながります。

「できる範囲で続ける」ことを意識することで、無理なく社会と関わり続けるきっかけになるでしょう。

寄付つき商品の購入

普段の買い物の中でも、社会貢献につながる選択はできます。たとえば、売り上げの一部が環境保護や支援活動に使われる商品や、フェアトレード商品を選ぶ方法です。

新しい習慣を増やす必要はなく、「いつもの買い物を少し意識して選び替える」だけで取り組める点が特徴といえるでしょう。日用品や食品など、日常的に購入するものを通じて誰かを支えられる仕組みは、忙しい人にとっても取り入れやすい社会貢献の形です。

こうした選択を重ねることで、無理のないかたちで社会とのつながりを感じられるようになっていくでしょう。

物品の寄付

「部屋を片付けたいけれど、まだ使えるものを捨てるのは気が引ける…」そんな悩みをお持ちなら、物品の寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

「キフコレ」は、自宅にある不用品を段ボールに詰めて送るだけで、誰でも気軽に社会貢献ができるサービスです。

送られた品物はリユース・リサイクルを通じて活用され、主に途上国での物資不足の解消や、現地の雇用創出などにつながっています。

お送りいただいたモノの行方

さらに、寄付品の販売によって得られた収益は、水の浄化支援などにも活用されるなど、「4つの社会貢献」につながる仕組みが用意されています。

不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援、送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付、途上国の雇用創出・自立支援、国内障がい者の雇用促進、就労支援

3ステップで簡単に利用できるのも、キフコレの魅力のひとつです。

不用品の送り方はカンタン

申し込みは不要で、寄付品の細かな分別や専用キットの準備も必要ありません。段ボールにまとめて詰めるだけで送ることができ、費用は送料のみです。全国から利用できるため、初めての方でも取り入れやすいでしょう。

※寄付できるものについてはこちらからご確認ください。

申し込み不要
寄付品の分別不要
専用キット不要
(種類に関係なく段ボールにつめるだけ)

廃棄代不要
(利用料金は送料のみ)

全国対応
で利用できるため、初めての方でも気軽に利用できます。

「部屋がスッキリ片付く」という身近な変化が、そのまま誰かの暮らしを支える行動につながっていく点も、物品寄付ならではの魅力です。無理のない形で社会と関わる方法として、気軽に検討してみてはいかがでしょうか。

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