寄付の種類は何がある?5つの方法をわかりやすく解説
寄付と聞くと、募金箱にお金を入れる昔ながらの方法を思い浮かべる方も多いですよね。しかし昨今ではさまざまな寄付方法があり、寄付できるモノもお金だけではありません。
そこで今回は寄付の種類には何があるのか、またその利用方法や仕組みについてもわかりやすくご紹介。それぞれのメリット・デメリットも解説していますので、自分に合った寄付方法を見つけることができるはずです。
寄付の種類は何がある?5種類をご紹介
寄付とは、自らの意思で社会や他者を無償支援する行為を指し、金銭以外にも物品や時間(労力)を提供する方法があります。近年では寄付方法にもさまざまな種類があり、なかにはお礼の品がもらえたり支援金の一部が商品・サービスという形で返ってきたりするものも存在します。ここでは、代表的な5種類の寄付について、参加方法や仕組みをわかりやすく解説します。
金銭による寄付
金銭による寄付は、最も一般的な寄付方法です。募金箱に現金を入れる方法以外にも、口座引き落としや振込、クレジットカード、電子マネーを利用して寄付する方法があります。活動分野や団体を検索・比較できるプラットフォーム(寄付ナビ・gooddoなど)を利用すれば、自分に合った寄付先を見つけることができるでしょう。
金銭による寄付では、すぐに支援できる・寄付先が必要なモノにお金を充てられるなどのメリットがあります。しかし現金は汎用性が高いため、寄付金の用途が不明確になりやすいというデメリットもあります。自分が送ったお金が有効に使われたか・寄付先に間違いなく届いたかなどの不安を感じやすい方は、信頼性が高く、活動レポートや証明書が届く寄付先を選ぶとよいでしょう。
ふるさと納税
ふるさと納税とは、自分の故郷や応援したい自治体に寄付(ふるさと納税)を行った場合に、寄附額のうち2,000円を越える部分について、住んでいる自治体の住民税の減額(控除)や所得税の払い戻し(還付)を受けられる制度です。
ふるさと納税サイトを利用して参加するのが一般的ですが、自治体によっては独自のサイトがあったり申込書による受付を行っていたりするところもあります。
ふるさと納税の魅力は以下の4点です。
- 返礼品がもらえる
- 税金控除が受けられる(上限あり・申請手続きが必要)
- 全国の自治体に寄付できる
- 寄付の使い道が選べる
特に、控除上限額内であれば実質自己負担額2,000円で応援した地域の名産品や宿泊券などがもらえることが大きなメリットで、利用者は年々増加しています。
ただし、実質自己負担額2,000円となるには、以下の条件があるため要注意です。
- 寄付金控除申請を行うこと(ワンストップ特例制度・確定申告)
- 控除上限額(※)の範囲内で寄付すること
制度を正しく理解すること・申請に手間がかかることなどがデメリットと言えます。
(※)控除上限額は、ふるさと納税をする方の年収(所得)や家族構成、お住まいの地域などにより異なります。
クラウドファンディングによる寄付
クラウドファンディングとは、Webサイトに掲載されたプロジェクト・活動団体に対してインターネットを通じて金銭的支援ができるサービスです。クラウドファンディングは、主にリターン(見返り)の有無や大少によって、寄付型・購入型・貸付型・投資型という4種類に分けられます。支払方法は、クレジットカードや銀行振込などがあり、各サイト(プロジェクト・活動団体)により異なるため事前に確認してみましょう。
金銭的なリターンを求めずに支援する寄付型クラウドファンディングには、NPOやNGOなどの社会貢献活動をしている団体のプロジェクトが多く存在し、賛同できる活動をいつでも探すことが可能。活動目的がはっきりしており、納得したうえで寄付できるのが大きなメリットです。一方で、参加するにはインターネットやキャッシュレス決済を使う必要がある点がデメリットと言えます。
物品による寄付
寄付にはお金だけでなく、物品を提供する方法もあります。具体的には食料品や衣料品・日用品・本・切手・家電製品など身近にある多くの物品を寄付品として利用でき、なかにはヘアドネーション(※)のようなちょっと変わった寄付も存在します。
(※)自分の髪の毛を寄付する方法。カットした髪の毛で医療用ウィッグ(かつら)が作られ、小児がんや病気・事故などで髪の毛を失った子どもたちに無料提供される。
寄付先には公益財団法人やNPO法人のほか、企業運営の寄付サービス(キフコレなど)や児童養護施設など多種多様な団体があります。団体によって支援対象や活動分野が異なるほか、寄付できる物品の種類・状態(未使用品や故障品など)・方法もさまざまなため、ホームページなどで事前に把握したうえで寄付を行うようにしましょう。
物品による寄付のメリットには、以下の通りです。
- 不用品や余ったモノで社会貢献ができる
- どのように寄付品が役立つかイメージしやすい
- 家のなかが片付く
- 写真や手紙が届くことがある
一方で、不用品を準備する・寄付先を探す・団体のルールを確認して送付するなど一定の手間がかかることがデメリットと言えます。
・参考記事
ボランティア
ボランティアとは、社会や他者のために自発的かつ無償で自分の時間・労働を提供する活動を指し、「労力(人手)の寄付」という意味で寄付の1つと見なすことができます。ボランティアに参加するには、NPO法人や学校などが募集する活動プログラムに申し込む方法が一般的で、それらの情報はウェブサイトやSNS・地域のボランティアセンターなどで探すことができます。また日本以外でボランティア活動をしたい場合は、旅行代理店や留学エージェントを介して海外の現地ボランティアに参加する方法もあります。
ボランティアでは、貴重な体験ができる・達成感が大きいなどのメリットがある一方で、金銭的・精神的負担や時間の制約が大きいというデメリットが存在します。参加費・宿泊費・食費・交通費・保険料などを自己負担する場合があり、災害状況や言葉が通じない環境・治安の懸念などによりストレスを感じることがあるためです。さらに海外ボランティアでは2週間〜4週間程度の時間が必要になることが多いため、他よりも参加するハードルの高い寄付方法と言えるでしょう。
ハードルが低い方法は不用品の寄付
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✓専用キット不要
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キフコレでは、いただいた寄付品を主に途上国で修理・販売することで、途上国での物資不足や雇用創出に貢献しています。また、寄付品を販売することで得た売上を利用して、途上国に水浄化剤を寄付しています。

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