楽器の練習が続かない!挫折の原因や継続するためのコツ

熱い気持ちで楽器を始めたはずが、今では部屋の片隅でホコリをかぶっている……そんな経験をした方はいませんか。始めた頃の情熱を維持して楽器を続けるのは意外と難しく、上達する前に挫折してしまう方もたくさんいます。

そこで今回は、楽器の練習が続かない主な原因や、継続するためのコツをご紹介!挫折に悩む方・これから楽器を始めたい方はぜひ参考にしてください。

なぜ楽器の練習は続かない?3つの原因

楽器の練習が続かない主な原因を3つご紹介します。

成果が見えにくく上達を実感できない

楽器の上達には、多くの時間と手間がかかります。そのため、すぐに成果を感じることができず「練習しているのになかなか上手くならない」という気持ちが芽生え、それが挫折につながります。

特に注意すべきなのが、楽器を始めて数ヶ月~半年くらいの時期です。最初のうちはすべてが新鮮で練習も容易に感じますが、難しい奏法や曲が増えてくるにつれて徐々に上達を感じにくくなるためです。また、他の演奏者と比べて自分の上達が遅いと感じることもあるでしょう。上達を感じられないことで練習へのモチベーションが低下し、挫折してしまうのです。

目標やモチベーションが曖昧

楽器を始めるときに具体的な目標がないとモチベーションが維持できず、挫折しやすくなります。何となく上手くなりたいではなく、「あの曲が弾きたい」「この場所で演奏したい」などの強い願望が練習の原動力になるためです。

また、挫折しないためには今の自分のレベルに応じた細かな目標設定も大切です。適切な目標がないと、練習の方向性や重点がわからず効果的な練習ができません。また、成果を評価できず上達を実感できないことも。その結果、モチベーションが低下して挫折してしまうのです。

練習に時間を割けない

忙しい毎日のなか、楽器練習に時間を割けないことも楽器が続かない原因の1つです。多くの方にとって楽器は趣味であり、勉強・仕事・家事・育児など他に優勢すべきことがたくさん存在します。そのようななかで楽器練習に時間を使えば、当然余裕がなくなります。日常生活に支障が出たり、疲れて練習に集中できなくなったりした結果、挫折してしまうのです。

楽器の練習を続けるコツは?

楽器を続けるには、効率よく楽しく練習することが必要不可欠です。そこで、楽器の練習を続けるための具体的なコツをご紹介します。

好きな曲やりたい曲を見つける

最終的に弾きたい目標曲を持つのはもちろん、練習で弾きたい曲を見つけることをおすすめします。基本練習ばかりだと飽きてしまい練習がつまらなくなるため、曲練習も取り入れていきましょう。

おすすめの練習方法は、以下の通りです。

  • 好きな曲を選ぶ
  • 自分のレベルに合わせる
  • 期間を決めて練習する

初心者のうちは、ピアノであれば片手弾き、ギターであれば大まかなコードのみ演奏するなど、自分のレベルに合わせた練習をすることで達成感を味わえます。完璧に弾きこなせなくてもよいので、期間を決めて多くの曲にチャレンジしていきましょう!

目標や人前で演奏する機会を作る

楽器練習のモチベーションを保つためには、目標設定や人前で演奏する機会を作ることが効果的です。

目標を設定することで現状の自分に必要な技術を効率的に練習でき、達成状況を実感できるためモチベーションが向上します。月間・年間で目標を設定し、可視化できるようカレンダーを作るのもよいでしょう。

また、早いうちから人前で演奏するのもおすすめです。イベントや発表会があれば積極的に参加し、演奏仲間がいる場合は曲を決めてセッションを楽しんでみましょう。演奏する日が決まれば練習にも熱が入りますし、他人から客観的に評価されることで新たな目標を見つけることができるはずです。

一緒に頑張れる仲間を探す

楽器を続けるためには、一緒に頑張れる演奏仲間を作ることもおすすめです。お互いに励まし合ったり競い合ったりすることでモチベーションを維持でき、みんなで集まれば楽しく練習できるためです。

イベントや発表会・サークル・教室などで仲間を探してもよいですし、近くにそのような場所がない場合は、SNSを利用する方法もあります。最近ではSNSやYouTubeで演奏動画をアップしている方も多いため、楽器関係のアカウントを検索しつながってみましょう。

教室へレッスンに通う

挫折を避けるためには、教室でレッスンを受けるのもよいでしょう。専門家のアドバイスがあれば上達が早くなりますし、あなたのレベルに合った曲や目標を提案してくれるため、効率的な練習ができます。その他、以下のようなメリットもあります。

  • 定期レッスンにより練習が習慣化する
  • 演奏仲間に出会える
  • 発表会に出演できる
  • お金がもったいないため辞めにくくなる

ただし、先生と相性が合わないとレッスン自体がストレスになるため要注意。先生の性格・演奏スタイル・教室の場所・料金などをチェックして、自分に合った教室を選ぶことが大切です。

作曲に挑戦してみる

作曲に興味のある方は、練習中の楽器を使って作曲に挑戦してみましょう。作品を完成させるという目標により、モチベーションを高く保つことができます。その他、楽器の演奏スキルがアップする・音楽構成の理解を深められるなどのメリットも。最初は短いフレーズや簡単な曲から始めて、完成したら周りの人に聴いてもらいましょう。達成感が得られ、音楽をさらに楽しむことができますよ。

どうしても続かない!そんなとき楽器はどうする

楽器を続けるためには、楽しく効率のよい練習を習慣化することが大切です。しかしなかには生活環境や気持ちが変わったなどの理由で、楽器を辞めてしまう方もいらっしゃることでしょう。

愛着のある楽器を手放すとき、ぜひ考えていただきたいのが寄付という方法です。例えば不用品の寄付を募るサービス「キフコレ」に楽器を寄付いただければ、主に途上国で修理・販売され、現地の人々によって大切に使われます。

再び使えるように現地で修理しています

さらにキフコレでは、寄付いただいた楽器を販売して得た売上の一部で水浄化剤を購入し、途上国に寄付する活動を行っています。

キフコレに不用品を送ると1000L

その他、寄付品を修理・販売することでゴミを減らし、障害者や途上国の雇用を創出するという社会貢献にもつながります。

不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援、送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付、途上国の雇用創出・自立支援、国内障がい者の雇用促進、就労支援

利用方法はとても簡単です。

不用品の送り方はカンタン

申し込み不要
寄付品の分別不要
専用キット不要
(まとめて手持ちの段ボールにつめるだけ)

廃棄代不要
(利用料金は送料のみ)

全国対応

で利用できるため、楽器を手放したいと思うタイミングで、手軽に・まとめて不用品を処分することが可能。ギター・バイオリン・金管楽器など幅広い楽器をメーカー・ブランド問わずお送りいただける他、家電製品やキッチン用品・ホビー用品・日用品など多種多様な不用品をまとめて処分することができます。

※寄付できるものについてはこちらからご確認ください。

思い出の詰まった楽器を誰かが大切に使ってくれるだけでなく、社会貢献にもつながる一石二鳥のサービス「キフコレ」。楽器を手放したいとお考えの方は、ぜひキフコレの利用をご検討ください。

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