固定電話の処分方法5選|解約後の電話機はどうする?無料で手放す方法も解説
固定電話の契約数は、2000年の約6,300万件から2023年には約1,400万件へと大幅に減少しています(総務省「通信利用動向調査」)。スマートフォンの普及により、「固定電話はもう使わない」と解約を検討する方が増えていますが、意外と困るのが解約後の電話機本体の処分です。
この記事では、固定電話の解約手続きから電話機の処分方法まで、5つの選択肢を費用・手間・メリットで比較しながら詳しく解説します。
1.固定電話を解約する前に確認すべきこと
固定電話の解約を決める前に、以下の3点を確認しておきましょう。
解約のメリット
- 月額料金の削減:NTT加入電話の場合、基本料金だけで月額約1,600円〜1,900円。年間で約19,000〜23,000円の節約になります
- 特殊詐欺のリスク軽減:警察庁の統計によると、特殊詐欺被害者の約8割が65歳以上の高齢者で、固定電話への着信がきっかけとなるケースが多数報告されています
- 機器のスペース確保:電話機、モデム、配線などが不要になり、部屋がすっきりします
解約前のチェックリスト
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| FAX利用 | 仕事や自治会でFAXが必要な場合は代替手段(インターネットFAX等)を検討 |
| セキュリティ機器 | ホームセキュリティが固定電話回線を使用している場合は切替が必要 |
| 高齢の家族 | 固定電話に慣れた高齢者がいる場合は、スマホ移行のサポートを検討 |
| 緊急通報 | 停電時も使える加入電話は災害時に有効(光電話は停電で使用不可) |
| 番号を残したい場合 | 完全解約ではなく「利用休止」という選択肢もある |
解約 vs 利用休止 vs 一時中断の違い
「番号は残しておきたいけど料金は払いたくない」という場合は、利用休止という選択肢があります。
| 項目 | 解約 | 利用休止 | 一時中断 |
|---|---|---|---|
| 電話番号 | 消滅 | 消滅(復活不可) | 保持される |
| 月額料金 | なし | なし | 約2,000円/月 |
| 工事費 | 不要 | 2,200円 | 2,200円 |
| 再開可否 | 新規契約が必要 | 同一番号での再開不可 | 同一番号で再開可能 |
| 権利保持期間 | – | 最長10年 | 制限なし |
| おすすめな人 | 完全に不要な人 | 将来的に再契約の可能性がある人 | 一時的に使わない人 |
結論:電話番号にこだわりがなく、今後使う予定もない場合は「解約」がベスト。将来また固定電話が必要になる可能性がある場合は「利用休止」を選びましょう。
2.固定電話の解約手続き|NTT・光電話の場合
NTT加入電話の解約手続き
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1. 電話で申込み | NTT東日本:0120-116-000 / NTT西日本:0800-2000-116(9:00〜17:00) |
| 2. 必要情報を伝える | 電話番号、契約者名、届出印の有無を確認 |
| 3. 撤去工事 | 立ち会い不要の場合が多い。工事費は無料 |
| 4. 最終請求 | 日割り計算で精算 |
所要期間:申込みから約1週間で解約完了
光電話の解約手続き
光電話の場合は、契約しているプロバイダに連絡します。インターネット回線とセットの場合、電話だけの解約か回線ごとの解約かを明確に伝えましょう。
3.電話機の処分方法5選|費用・手間・メリット比較
解約が完了したら、次は電話機本体の処分です。電話機は「小型家電リサイクル法」の対象品目で、自治体によって処分方法が異なります。
処分方法の比較表
| 処分方法 | 費用 | 手間 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|
| 自治体の回収 | 無料〜数百円 | 中 | 費用が安い | 回収日・場所が限定 |
| 家電量販店 | 無料〜550円 | 低 | 買い物ついでに持込可 | 店舗により対応が異なる |
| リサイクルショップ | 0円(買取でプラス) | 中 | お金になる可能性 | 古い機種は買取不可の場合 |
| 不用品回収業者 | 3,000円〜 | 低 | 自宅まで来てくれる | 費用高・悪徳業者に注意 |
| 寄付 | 送料のみ(無料の場合も) | 低 | 社会貢献・まとめて処分可 | 送付の手間がかかる |
①自治体の回収(小型家電リサイクル)
多くの自治体では、電話機を「小型家電」として無料または低価格で回収しています。
- 回収方法:役所・公民館・スーパーなどに設置された回収ボックスに投入
- 確認先:お住まいの自治体のホームページで「小型家電 回収」と検索
注意点:回収ボックスの投入口サイズ(多くは30cm×15cm程度)に入らない大型電話機は粗大ごみ扱いになる場合があります。
②家電量販店での引取り
ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ケーズデンキなど大手家電量販店では、小型家電の引取りサービスを実施しています。
- 費用:無料〜550円程度
- 条件:店舗によって対応が異なるため、事前に確認が必要
③リサイクルショップ・買取
状態が良い電話機や、ビジネスフォンなどの業務用機器は買取対象になる場合があります。
買取されやすい電話機
- パナソニック、シャープなどの人気メーカー品
- FAX機能付き複合機
- 子機が複数台セットの製品
- 未使用・未開封品
④不用品回収業者
「すぐに処分したい」「他の不用品もまとめて処分したい」という場合は、不用品回収業者が便利です。
注意点
- 「無料回収」を謳いながら高額請求する悪徳業者も存在
- 「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持つ業者を選ぶこと
- 複数社から見積もりを取ることを推奨
⑤寄付
「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」という方におすすめなのが寄付です。寄付された電話機は、リユース・リサイクルを通じて社会貢献活動に役立てられます。
4.【おすすめ】電話機を寄付して社会貢献する方法
電話機の寄付で届く4つの支援
不用品寄付サービス「キフコレ」では、電話機を含む不用品の寄付を受け付けています。寄付された品物は以下の4つの社会貢献に役立てられます。

キフコレで寄付できる電話機
- 般的な固定電話機
- FAX機能付き電話機
- 子機付き電話機(親機・子機セット)
- コードレス電話機
- ビジネスフォン
- レトロ・アンティーク電話機
状態について:動作するものはもちろん、壊れていても部品としてリサイクル可能な場合は寄付できます。
キフコレは自宅で梱包し配送するだけで不用品を1点から気軽に寄付できるサービスです。配送前に事前に申し込む必要がないため、お好きなタイミングでお送りいただけます。
寄付の流れ
- 段ボールに詰める:電話機と一緒に、他の不用品もまとめて入れてOK
- 送り状を貼る:キフコレの指定倉庫へ発送
- 発送する:ヤマト運輸・佐川急便などで発送
費用:送料のみ自己負担(※サイズ・地域により異なる)
電話機と一緒に送れるもの
キフコレでは電話機以外にも、以下のような不用品をまとめて寄付できます。
- 家電製品(テレビ・プリンター・オーディオ機器など)
- パソコン・タブレット
- 衣類・バッグ・靴
- 食器・調理器具
- おもちゃ・ぬいぐるみ
- 文房具・書籍
- スポーツ用品
処分したいものがたくさんある方は、段ボール1箱にまとめて送ることで手間も送料も節約できます。
5.よくある質問(FAQ)
Q1. 電話機は何ゴミで捨てられますか?
A.自治体によって異なりますが、多くの場合「小型家電」として回収されます。回収ボックスに入らないサイズの場合は「不燃ごみ」または「粗大ごみ」扱いになることがあります。お住まいの自治体のホームページで確認してください。
Q2. 電話機を無料で処分する方法はありますか?
A.自治体の小型家電回収ボックス、または一部の家電量販店での引取りが無料です。動作しない製品でも、部品としてリサイクル可能なため、多くの寄付団体で受け入れています。
Q3. 壊れた電話機でも寄付できますか?
A.はい、壊れた電話機でも寄付できる場合があります。動作しない製品でも、部品としてリサイクル可能なため、多くの寄付団体で受け入れています。
Q4. 電話機の個人情報は消去すべきですか?
A.電話帳データや着信履歴は、処分前に消去することをおすすめします。多くの電話機では「設定」→「初期化」で消去できます。
6. まとめ
固定電話の処分は、以下の手順で進めましょう。
- 解約 or 利用休止を決める:番号が不要なら解約、残したいなら利用休止
- NTTまたはプロバイダに連絡して手続き
- 電話機本体は5つの方法から選んで処分
処分方法の選び方の目安:
- 費用を抑えたい → 自治体の回収ボックス
- 手間をかけたくない → 家電量販店への持ち込み
- お金に換えたい → リサイクルショップ(状態が良い場合)
- 社会貢献したい・他の不用品もまとめて処分したい → 寄付
「捨てるのはもったいない」「まだ使えるのに」と感じる方は、ぜひ寄付という選択肢を検討してみてください。あなたの不用品が、誰かの役に立ちます。



