寄付と寄附は同じ意味?寄贈や募金など意味の違いを解説

寄付と似たような言葉に、寄附・寄贈・募金・義援金などがあります。どれも寄付に関連した言葉ですが、間違った使い方をすると本来の目的と違う支援をしてしまったり、相手にうまく伝わらなかったりする原因になることも。

そこで今回は、寄付に似たまぎらわしい言葉の意味合いや寄付との違いをわかりやすく解説。言葉の定義を正しく理解し、社会貢献の第一歩を踏み出しましょう!

「寄付」と「寄附」の違いとは?

まずは 「寄付」と「寄附」について、その定義や違いを解説します。

寄付とは

寄付とは、社会貢献を目的とした事業・団体などに自らの意思でお金やモノを無償提供する行為を指します。支援目的や提供先・支援方法は多種多様で、寄付はとても広い意味を持つ言葉です。

例えば支援目的となる社会貢献活動には、子どもの教育・難民・環境・災害・医療・福祉・地域社会の活性化・伝統支援など多くの分野が存在し、自分が興味関心のある分野を選んで寄付することが可能。寄付先にも非営利組織(NPO、NGO、財団法人、社団法人など)のほか、一般企業・地方自治体(ふるさと納税)・個人事業から国連機関までその種類は多岐にわたります。

また寄付方法の選択肢も多く、例としては以下が挙げられます。

  • 金銭寄付
  • 物品寄付(食料・不用品・金券など)
  • 遺産寄付(現金・不動産・有価証券など)
  • クラウドファンディング
  • ふるさと納税

寄付をすると寄付先によっては所得税や住民税が軽減される税制優遇を受けることができるなど、昨今では気軽に寄付できる環境や制度が整っています。

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寄附とは

「寄附(きふ)」とは旧字を用いた表記で、「寄付」と同じ読み方・意味を表す言葉です。寄付との違いは使う場面にあり、公共文や法令文には「寄附」が使われます。私たちの生活シーンで言うと、寄付金控除の申請(確定申告)や法律に関する手続きには「寄附」と表記することが求められ、一般的な会話や文章・メディアなどでは「寄付」が使われます。

寄付とよく似た言葉の意味と違い

寄付とよく似た言葉に「寄贈」「募金」「義援金」などがあります。これらの言葉と寄付にはどのような違いがあるのかを具体的に解説します。

寄贈とは

寄贈とは、図書館・美術館・博物館・病院・学校などの公共性の高い組織・団体に物品を無償提供する行為を指します。美術品・書籍・歴史的資料などの文化的価値が高い物品を贈る際に使われることが多い言葉ですが、図書館に本を贈ったり卒業生やPTAが学校にテントなどの備品を贈ったりする場合にも使われます。寄贈品の所有権は寄贈先に移り、寄贈物に贈った人の名前が記されることもあります。

寄付との違いは、以下の点になります。

  • 物品を贈る場合に限定して使われる(金銭は対象外)
  • 寄贈先が公共性の高い組織に限られる

募金とは

募金とは金銭を募り集めることを指します。つまり、街頭や店頭に募金箱を設置したり、インターネットなどで金銭を集めたりする行為のことで、お金を提供する寄付とは真逆の意味を持つ言葉です。昨今では、寄付することを「募金する」と表現することも多く、意味を混同しがちですが、正しくは「募金に協力して寄付をする」という表現が正しい使い方となります。

義援金とは

義援金とは、事故や災害などの緊急時に被災者の生活支援を目的として金銭を贈ることを指します。自治体・日本赤十字社などを通じて集められた義援金は、被災都道府県に設置された義援金配分委員会が公平に分配し、各市町村を通して被災者個人へ届けられます。被災者へ直接的な金銭支援ができる点がメリットですが、被害状況を把握してから配布されるため被災者に届くまでに時間がかかるというデメリットがあります。

寄付との違いは、以下の点になります。

  • 事故や災害支援に限定して使われる
  • 受け取り手が被災者個人である

また災害が起こった際、義援金とともによく耳にする言葉に「支援金」があります。支援金は、被災地で救援・復興活動を行う団体を応援するために贈る金銭を指し、具体的には人命救助・物資支援・インフラ整備・被災者の心のケア・教育支援などに使われます。受け取った団体が使途を決められて速やかに活用できるなど、義援金とは受け取り手や使われ方に違いがあるため合わせて覚えておきましょう。

誰でも試しに寄付できるサービス

この記事を読んで、寄付の種類や貢献できる分野の多さに驚かれた方もいるのではないでしょうか。寄付に興味がわいた・試してみたいと感じたら、まずは手軽に試せる「不用品寄付」からぜひチャレンジしてみてください。

なぜなら不用品を使った寄付には、以下のように寄付をした側・された側の両方にうれしいメリットがたくさんあるためです!

  • ゴミを減らして環境保全ができる
  • 物資不足の人々を助けられる
  • 寄付者の経済的損失が少ない
  • 家のなかがスッキリする

さらに不用品寄付サービス「キフコレ」を利用すれば、誰でも・簡単に・好きなときに不用品を寄付することができ、次のような幅広い社会貢献につながります。

不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援、送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付、途上国の雇用創出・自立支援、国内障がい者の雇用促進、就労支援

キフコレでは、いただいた寄付品を主に途上国で修理・販売することで、途上国での物資不足や雇用創出に貢献しています。また、寄付品を販売することで得た売上を利用して、途上国に水浄化剤を寄付しています。

キフコレに不用品を送ると1000L

そしてキフコレのおすすめポイントは、なんと言っても利用方法が簡単なところです!

【キフコレの利用方法はこちら】

不用品の送り方はカンタン

不用品を段ボールに詰めて、宅配業者各社の営業所やコンビニなどからキフコレ事務局宛てに送るだけ。送料のみの負担でそのほかに費用は一切かかりません。

※寄付できるものについてはこちらからご確認ください。

申し込み不要
寄付品の分別不要
専用キット不要
(種類に関係なく段ボールにつめるだけ)

廃棄代不要
(利用料金は送料のみ)

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で利用できるため、試しに寄付してみたいという方にもってこいのサービスです。

気軽な気持ちで寄付にチャレンジしてみたい・社会貢献を始めてみたいという方は、ぜひ「キフコレ」を試してみてくださいね。

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