夫の掃除が雑なのはなぜ?妻の負担を減らす夫への対策!
手伝ってほしくて夫に掃除を頼んだのに、雑すぎて結局自分でやり直すことになると、イライラが溜まりますよね。家事をバカにしているようにしか思えないと感じる方もいるかもしれません。
しかし、夫側にも掃除が雑になってしまう理由があるというのです。もしかすると、妻であるあなたの対応が原因になっていることも……。
日々頑張っている自分の負担を減らすためにも、夫のことを知り、お互いが満足できる掃除方法を探りましょう!
夫に掃除を頼んだら雑過ぎてガッカリ
お悩み相談掲示板のYahoo知恵袋や発言小町などから、妻が夫の掃除で雑だと感じる点をピックアップしました。
- トイレ掃除…床や便器の中の掃除をしない、便器についた洗剤を拭き取らない
- 部屋の掃除…掃除機を壁にガンガン当てる、掃除後も髪の毛やほこりがある
- お風呂掃除…バスタブの垢が取れていない、排水口の掃除をしない
掃除をお願いしたはずなのに、掃除をしたことを疑うくらい、夫の雑な掃除にガッカリしている妻の書き込みが多く見られました。
それではなぜ、夫の掃除は雑になってしまうのでしょうか。次の章で原因を深堀りします。
夫の掃除はなぜ雑なのか?
孫子の言葉に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。「まずは相手のことを知り、自分の得意・不得意を知れば、どんな戦いにも勝てる」という意味です。
夫は敵ではありませんが、夫のことを理解した上で、自分がどう行動すれば良いか考えることが大切です。まずは、夫の掃除に対する意識について理解してみましょう。
掃除する意思があまりない
そもそも掃除の必要性を感じていない夫もいます。必要性を感じていないので、当然、言われたことを早く済ませたい気持ちでいるのかもしれません。
綺麗にしようという意識で掃除をしていないため、細部にこだわった掃除ができません。そのため、掃除は雑な仕上がりになってしまいます。
何をすべきか理解していない
普段から掃除をしていない夫は、何をどういう手順で行えば完成なのか理解できない場合もあります。
たとえば、妻にとってお風呂掃除とは「バスタブ・鏡・壁・桶・椅子・床を洗剤で洗い、排水口の髪の毛を取り除くこと」だったとしても、夫にとっては「バスタブを擦ること」かもしれません。
完成イメージが夫と妻とで異なるため、妻から見れば雑な掃除に見えてしまうこともあります。
妻の言葉でモチベーションが下がっている
せっかく掃除しても、この前も怒られたからな……。このように、掃除をするたびに妻から怒られている夫は、掃除に対するモチベーションが低下しているのかもしれません。
「どうせ頑張っても怒られるから面倒くさい」と感じてしまい、掃除が雑になる場合もあります。
ただ「汚い」と言われても、何をどうしたら妻からOKをもらえるのかもわからず、やる気が落ちていく悪循環に陥っているかもしれません。
夫が雑な掃除をしないための対策は?
夫のことを知ったら、次は自分にできることを考えましょう。夫の掃除が雑になってしまう原因を解消するためには、夫のモチベーションアップが最善の策です。
「なんで、こんなことまでしないといけないの?」と思うかもしれませんが、上司になった気持ちで、夫を教育していきましょう。
やり方を具体的に説明する
「トイレ掃除しておいて!」とだけ、伝えていませんか?掃除にこだわりのある妻にとってのトイレ掃除と、掃除の必要性をあまり感じていない夫のトイレ掃除は、完成イメージがまったく異なります。
そのため、掃除をお願いする場合は、手順からどこまでやってほしいか具体的に説明し、掃除に求めるものを共有することが大切です。まずは妻がやってみせ、手順を説明し、目の前で夫にも同じようにやってもらいます。もし上手にできなくても、怒らずに根気よく説明します。
「子供じゃないんだから、ここまでやらなくてもわかってよ」と思うかもしれませんが、経験のない仕事を丸投げしただけでは、いつまでもできるようにはなりません。部下に仕事を教えるような気持ちで、丁寧に説明しましょう。
やり方を自分で調べてもらう
妻から教えられることが苦手な夫には、掃除方法を自分で調べてもらうようにしましょう。妻から教えてもらうより夫自身が調べることで、夫婦間の衝突を防げます。
夫が調べることで間接的に掃除の全体像を知ってもらえれば、「いつもこんな大変なことを妻がやってくれてありがたいな」と気づけるかもしれません。
少しでも掃除に興味を持ってもらえるように、さりげなく「片付け本」を置いておくのもよいでしょう。読むことを強制せずに置いたままにしておくと、気になって読んでくれるかもしれません。
おだて上手になる
妻がおだて上手になれば、夫は掃除に自信を持てるようになります。自信がつけば、頼まなくても自分から「これもやっておこうか?」と声を掛けてくれるようになるかもしれません。
そして、やってもらったあとには、必ず感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。「私がこんなに体調が悪いのだから、やってくれて当然」という姿勢でいると、感謝の気持ちは伝わりません。おおげさなくらいに褒めてあげると、手伝った甲斐があったと思ってもらえるでしょう。
少しは大目に見る
最初からなんでも完璧にできる人はいません。できていないところは大目に見て、できたところをまずは褒めましょう。
もし、あなたが仕事や育児に忙しい中で作ったお味噌汁を「なんか味薄くない?」と夫に指摘されたらどうでしょうか。自分なりに頑張ったのに、重箱の隅をつつくような言い方をされては、しゃくにさわるかもしれません。
逆に、「忙しいのに、今日もご飯を作ってくれてありがとう」と褒めてもらえたらどうでしょうか。明日も頑張ろうという気持ちになるかもしれません。
どうしても気になるところがあったときは、次に掃除をお願いするときに「こうやってくれるともっと助かる」というように、柔らかくお願いしてみるとよいかもしれません。
一緒に楽しめる理由を作る
掃除は面倒なものなので、楽しめるように工夫をしてみましょう。掃除の便利グッズや汚れがよく落ちる洗剤を一緒に探すなど、掃除を効率化する策を一緒に練ってみると楽しくなります。
夫が雑な掃除を卒業する手段として
ご主人の掃除に対して、次のようなお悩みをお持ちではありませんか?
- 何年も使っていないものを捨ててくれない
- 昔ハマった趣味用品が物置に収納されたまま
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