パソコンの捨て方は?正しい処分方法とデータ消去の注意点
さまざまな事務処理をこなすパソコンですが、何年か使うと買い替えの時期がやってきます。そうなると、パソコンを処分する必要がありますが、どのような捨て方があるのか迷ってしまう、ということもあるかもしれません。
パソコンの正しい処分方法や、捨てる前の注意点などを確認してみましょう。また、パソコンの処分が社会貢献につながる方法もご紹介します。
パソコンの捨て方がわからない!適切な処分方法
パソコンの処分は複数の選択肢があります。どのような方法を選ぶとしても、データの消去を行ってから、適切に処分しましょう。
買い替えの場合は下取りを検討
家電量販店によっては、新しくパソコンを買い替える際に、古いパソコンを下取りしてもらえることがあります。下取りしてもらうことにより、新しく買うパソコンの購入金額を抑えることができるため、一石二鳥だと言えるでしょう。店舗によりますが、持ち込みだけでなく宅配便を利用して下取りに対応してもらえることもあります。
メーカーによる無料回収
資源有効利用促進法によって、メーカーはパソコンの回収が義務付けられています。パソコンに「PCリサイクルマーク」のシールが貼られているなら、メーカーが標準付属品と一緒に回収してくれます。PCリサイクルマークがない場合は有償となり、料金の目安は3,000円です。
小型家電回収ボックス
サイズが小さめのノートパソコンであれば、小型家電回収ボックスによる回収が可能です。小型家電回収ボックスは、2013年4月に施行された「小型家電リサイクル法」により、自治体の施設や商業施設に設置されています。
サイズが横30センチメートル×縦15センチメートル以下の家電であれば、投入するだけでリサイクル・リユースが可能です。近くに小型家電回収ボックスがあれば、パソコンも手軽に処分が可能だと言えるでしょう。
買取サービスを利用
買取サービスを利用して、パソコンを処分することも可能です。リサイクルショップだけでなく、オークションサイトやフリマアプリを使ってパソコンの売却が可能ですが、少なからずデメリットもあります。
リサイクルショップが近くにない場合、遠出して探さなければならない。インターネットの買取サービスを利用する場合は、出品から発送まで自分で行う必要がある。これらの手間が気にならないようであれば、ぜひ買取サービスを試してみましょう。
寄付する
パソコンを寄付することも、処分方法の1つです。パソコンは世界中で必要とされる家電製品であるため、寄付を望んでいる団体・サービスは少なくありません。寄付の方法も段ボールに詰めて送るだけ、と簡単にできてしまうことがほとんどであるため、ぜひ検討したい方法だと言えるでしょう。
注意!処分前にパソコンのデータ消去を忘れずに
パソコンには、個人情報や機密情報が記録されています。メールアドレス、クレジットカードの情報、登録サイトのID・パスワードなど。これらの情報が流出してしまうと、大変な損害につながることもあるでしょう。
そのため、どのような処分方法を選んだとしても、必ずデータ消去を行う必要があります。初期化を行えば、データ消去できると考える方も少なくありませんが、それだけでは十分と言えません。
データ消去専用のソフトウェアを利用する。ハードディスクを物理的に破壊する。強い磁力でデータを破壊する。データ消去は、このような方法があります。
パソコンを回収するサービスによっては、データ消去も対応してもらえますが、自身でも行えたらより安心ですね。
パソコンのデータ移行も忘れずに
パソコンの処分の前に、もう1つ注意すべき点は、データ移行を済ませておくことです。大切なデータは新しいパソコンに移行させ、後になって大事なデータを失ったことに気付き、取り返しのつかないことにならないよう、注意してください。
データ移行の方法はいくつかあります。Windowsのパソコンであれば「Windows転送ツール」が標準で搭載されています。ユーザーアカウント、音楽やビデオ、ドキュメントなどの移行が可能です。
他にも、外付けのハードディスクやUSBメモリ、DVDを使ってバックアップデータを作成することも1つの手段です。データ移行の有料ソフト、専門サービスもあるため、確実に済ませたい場合はこれらの利用を検討しましょう。
パソコンの処分が社会貢献につながる方法
パソコンの処分で迷っているのであれば、ぜひキフコレに寄付を検討してみてはいかがでしょうか。キフコレは寄付いただいた不用品をリユース・リサイクルすることで、再び世の中に役立てます。
また、キフコレは利用される度に4つの社会貢献につながる仕組みとなっています。4つの社会貢献とは、売上の一部で購入した水浄化剤を途上国に寄付、途上国の自立支援、障がい者の雇用創出、環境保全です。
不用になったパソコンや家電製品の処分に困っている。ただ捨ててしまうことはもったいない。不用品を何かに役立てたい。そんなときは、ぜひキフコレのサービス内容だけでも確認してみてください。