ズボラでもOK!日常生活でごみを減らす“ちょっとした工夫”
わたしたちが毎日捨てているごみを埋める場所は、2040年に失われると言われています。あなたもこの事実をすでに知っていて、「ごみを減らしたい」と思っているかもしれませんね。
ごみの埋め立て地を少しでも長く利用するためには、ひとりひとりの“ごみを減らす工夫”が必要です。この記事でご紹介する、「必要な分だけ購入する」「マイグッズの活用」「ごみの分別」「不用品のリユース」などの日常生活でできる工夫で、地球環境を守る取組みをしてみましょう。
ごみを減らしたい!個人で始められる行動
ごみを減らすための工夫は、日常生活の中にたくさんあります。買い物の仕方、グッズの活用、ごみ分別の工夫など、個人で始められる行動について見ていきましょう。
買い物は必要なものを必要な分だけ
食材の買い物では、「本当に必要なものを、使い切れる分だけ」購入するように意識しましょう。安いからといって買いすぎると使いきれずに腐らせてしまい、ごみを増やす原因になります。
とくに、野菜(きゅうり、もやし、きのこなど)・果物(バナナ、リンゴ、アボカドなど)・お惣菜(揚げ物、煮物など)は傷みやすいので、買い過ぎに気を付けましょう。事前に献立を考えておき、必要なものをリストアップしておくと、買い過ぎの防止ができます。
また、傷みやすい食材をまとめ買いする際は、冷凍保存がきく食材だけにしぼりましょう。買ってすぐ使いやすい大きさに切って冷凍しておけば、腐る心配もありません。
買い過ぎてごみを増やす原因になるものは、食品だけではありません。シャンプーや洗濯洗剤などの生活用品、文房具なども、必要な分だけ購入します。まとめ買いが安いからといって購入しすぎると、飽きて使わなくなり、ごみとなる可能性があるためです。
マイグッズで使い捨てを回避
マイグッズとは、マイバック・マイ箸・マイボトルなどのような、繰り返し使えるグッズのことです。これらを活用すれば、レジ袋・割り箸・ペットボトルのような“使い捨てのもの”を利用せずに済み、ごみを減らせます。
現在は次のようなマイグッズが販売されており、愛着を持って使い続ける人が多く見られます。
- ストロー
- タンブラー
- カップスリーブ(ホットドリンクのカップに巻き付ける熱さ防止の布)
- カップ
- 食器
- 傘
- シリコンor蜜蝋ラップ
- コーヒーフィルター
会社や学校、アウトドアなどで使用するお皿やカトラリーは、マイグッズに替えれば大幅にごみを減らせます。
傘はビニール傘を使用せず、お気に入りの1品を使用した方が、長く使い続けられるでしょう。また、毎日のように使用する食品保存ラップを、蜜蝋ラップやシリコン製のラップ・フタに替えるだけでも、大幅なごみの削減につながります。
ごみの分別を徹底する
リサイクルできるものを、「可燃ごみ」や「不燃ごみ」として捨ててしまうと、ごみを増やす原因になります。自治体のごみ分別ルールに従って「資源ごみ」に分別するだけで、ごみを減らせます。
次のようなごみは、「リサイクルできるごみ」として分別している自治体がほとんどです。正しく分別し、ごみの再資源化につなげましょう。
- 小型家電
- 充電池
- 段ボール・新聞紙・雑誌・牛乳パックなどの紙類
- ペットボトル
- ビン
- 缶
- 容器包装プラスチック
小型家電や充電池は、「回収ボックス」で回収をしている自治体や家電量販店が多く見られるので、有効活用しましょう。
不用品はリユース
リユースには、「再使用」という意味があります。「使用したものを捨てずに、繰り返し使う」という、ごみを減らすための大切な概念の1つです。
不用品を材料やエネルギーなどに有効利用するリサイクルに対し、リユースはものをそのままの形で繰り返し使用します。
では、個人でできるリユースにはどのような方法があるのでしょうか。「修理して繰り返し使用する」方法だけでなく、次のようにさまざまな形があります。
- 兄弟に“お下がり”として使ってもらう
- 家族・友人・知人に譲る
- 不用品買取店に売る
- フリーマーケットで売る
- 繰り返し使えるリターナブル瓶をお店に返却する
- 寄付する
不用品を捨ててしまう前に、リユースできる方法がないか検討してみましょう。
身の回りの細かいエコを実践する
すでに紹介した方法以外にも、さまざまな場面でごみを減らす工夫ができます。ものの購入や捨てるタイミングで1度立ち止まると、できることが見つかりやすくなりますよ。
例えば、次のような細かいエコの積み重ねが、ごみの減量につながります。
- 大容量の詰め替え商品を選ぶ
- 長く使える1品を選ぶ
- スーパーでは手前の商品から取る
- フリーマーケット・フリマアプリで購入する
- 食品容器の店頭回収を利用する
- 「賞味期限切れ」の食品を捨てずに食べる
- 生ごみは水をよく切ってから捨てる
- 1度しか読まない本は電子書籍で購入する
- ボールペンはインクカートリッジを替えて繰り返し使う
- 広告の裏紙をメモ用紙として使用する
- テーブルや床の汚れは布で拭き取る
- 着られなくなった服をリメイクする
- 外食で食べ残さない
あなたも、日常生活の中でできるエコを見つけてみましょう!
不用品を寄付してごみを減らそう
引っ越し・大掃除・遺品整理などは、ごみが大量に出るタイミングです。このタイミングで出た不用品を活用できれば、ごみを大幅に減らせるかもしれません。
しかし、大量に出た不用品をフリマアプリで売ったり、知人に譲ったりするには、多くの時間と手間を要します。「そんなに時間も手間もかけられない…」そのような場合は、まとめてキフコレに寄付してみませんか。
キフコレはご自宅で梱包し配送するだけで1点から気軽に寄付できるサービスです。配送前に事前に申し込む必要がないため、お好きなタイミングでお送り頂けます。
お送りいただいた不用品はリユース・リサイクルに役立てられることもあるため、その過程で以下の4つの社会貢献につながるメリットがあります。
- 不用品をリユース・リサイクルすることでゴミを減らして、環境保全の支援
- 送るたび、SNSでシェアするたびに100Lの水をきれいにする浄化剤の寄付
- 途上国の雇用創出・自立支援
- 国内障がい者の雇用促進・就労支援
キフコレでは、家電や趣味用品・衣類・食器・ぬいぐるみなど、リサイクル・リユースが可能な幅広い不用品の寄付を受け付けています。
「こんなものでも寄付できるの?」そのような疑問が浮かんだ場合は、こちらから寄付が可能な品目をご確認いただけます。
もしかすると、ご自宅にある不用品は誰かが必要としているものかもしれません。あなたも、リユース・リサイクルでごみを減らし、社会貢献につなげる「キフコレの好サイクル」に参加しませんか。